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「指導について考える」 2025/1/18 @Xスペース

本日、居酒屋「海の家」でXスペースを行いました。

居酒屋「海の家」では「悩みや課題をアウトプットする場を作る」を目的に、雑談ベースに月1回集まって、話をする機会を作っています。

今回は来月から行われる湘南OTWEB学会前の企画として「指導について考える」というテーマで話を行いました。

指導って聞くと「教えなくちゃ」という思いが先行する人が多いように感じますが、果たしてそれでいいんでしょうか?

今日の話を少しだけ振り返りながら、自分自身の意見をまとめてみたいと思います。


お知らせ

◾️湘南OT交流会 WEB学会 2025
本年度もやってきましたWEB学会!たくさんの講演と演題が集まる、湘南OTが仕掛けるオンライン学会です。一度参加すれば過去の講演と演題が見放題なので、かなりのボリュームになっています。
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それでは続きをどうぞ。


指導者の思いが先行する


指導という言葉を聞くだけでも、「教える」が先行しますよね。

その気持ちわかります。

指導者と呼ばれる人は「教える」という使命と責任を背負ってますから、この行動自体はその通りだと思うんです。

でも、それって果たして成果に繋がってるんでしょうか?

指導の成果とはなんでしょうか?

僕が考えるに「指導を受けた人が前進すること」だと思うんです。

「〇〇ができるようになる」
「〇〇という知識を理解する」

これらも指導の目的にありますが、あくまでそれはスモールステップだと思います。

それらができるようになる理由はなんでしょうか?

それは指導を受けた人が自立して学び、自らの足で歩めるようにするためですよね。

いつまでも指導者がついている必要があるならば、それは指導ではなく介護です。

導く者としての責任は、対象者の自立にあります。

ここを外したらダメだと思うんです。

でも、どうしても「指導しなくちゃ」と思いが先行することがありますが、それは、自分に対しての責任を果たそうとしているだけで、相手のためになっているかはまた別の問題となっているように感じます。

対象者にとって良い指導とは何なのか?

ここをズラさないように進めていくことが必要ですよね。


どのように関わるか?


では、どのように関わることが正解なのか?

それは答えを求めている時点で達成できないんだと思います。

まずは指導者としての自分の行動を振り返ることです。

例えば、オンジョブで指導に入った時にどのような声掛けをしていますか?

対象者の悩みの本質はどこにあるでしょうか?
ただ教えるだけで終わったないでしょうか?
対象者はその言葉を聞いてるだけじゃないでしょうか?
言われたことをやるだけの指導になってないでしょうか?
オンジョブの後の振り返りは行ってますか?
指導が終わった次の日の行動はどうでしょうか?
それから継続的に相談する機会を設けてるんでしょうか?

指導者には対象者と問題の関係を、深く洞察する視点と、即興的なフィードバックが求められます。

それができないなら、それはあなた自身にも課題があるということです。

前に進むために必要なことはたくさんあります。

その本質を見極めながら、指導者がどう行動するかを考えることが必要ですね。

後半は僕の私的な意見になります。

ご容赦ください。


海の家はまた来年度。

また、これからの形を考えてから報告させてもらいますね。



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