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お子さんの不登校に深く悩む親御さんへの救いのことば 2

親の姿勢

反社会的行動であれば殴ってでも止めなければならないことがあるが、そうでない非社会的行動については、「子がこのままでは悪くなる」とは思わない。「これもプラスの肯定的体験になりうる。大丈夫。必ずよい方向に向かう糧やステップとなる。」と親自身が、確信することで、念の世界で、子の前に天に向かう見えないレールを敷いてあげる(銀河鉄道999が旅立つときの空に向かうレールのように)。そうすれば、子は、右往左往、試行錯誤、悪戦苦闘しつつも、次第に、いつの間にか、そのレールに乗る。確信の度合いがその天空に向かうレールの強度を確定する。「そうは言っても、こんな状態では、遅れを取り戻せるはずもなく、どだいろくな将来は望めないだろう。。」という潜在意識があれば、天空に向かうレールはガラス細工となり、子が登ろうとすると、瓦解する(映画「さよなら銀河鉄道999」において999が旅立つときのように)。


 量子論においては、「見られる人やものが客観的に確定的に実在するのではなく、見る人(観測する人)が見られる人やものの素粒子状態に影響を与えている。この世は自己の見方や心理状況を投影して現象化されている映像である。」という驚天動地の事実が証明されつつある。全てはエネルギーでしかなく、このエネルギ-は波動であり、時空を超えたこの波動を素粒子にするのは人の念であり、素粒子は未だ時空を超える性質を明確に残しているのである。その素粒子の無数の固まりが人であり、万象万物であるから、人や万象万物は、根底には時空を超えた素粒子の性質を有しているのである。だから、素粒子に影響を与える念の持ち方こそが極めて重要な根源的スピリチュアルパワーとなるのである。

 では、そうした人に現象に影響を与える念とは何か。

 それは、潜在意識で、意識せずに確固として抱いている本音であり、思い込みであり、固定観念であり、核となる信念(Core belief)である。

 どんなに「できる」と言っても、そのような振る舞いをしても、心の奥底に「できる」との念があればでき、「多分できないだろう」との念があれば、たまにしかできない。
 どんなに「金持ちになる」と言っても、金持ちのような態度をとっても、心の奥底に「金持ちになる」との念があれば金持ちになり、「大した金は入らないだろう」との念があれば大金を手にすることはない。
 どんなに「モテる」と言っても、モテると自分に言い聞かせても、心の奥底に「モテる」との念があればモテ、「あんまりモテない」との念があれば大してモテない。
 

 それらと同じように。。
 

 どんなに「学校に行ける」と頑張っても、心の奥底で「学校には行けない」との念があれば、学校に行けなくなる現象が引き起こされるのである。


 子がそうした状態ならば、その子を量子レベルから引き上げるために、まずは親こそが、子が学校に行った行かない遅刻した早退したなどの事実に動じず、「大丈夫。これもこの子にとって天空に登るステップの一つ一つである。これもこの子にとってプラスの経験となる。この子は必ずたのしく学校に行けるようになる。将来は天空に飛び立つ。」との確信的な念を抱くことである。

 これで、子は、徐々に、しかし確実に、上昇していく。

 親が、子に対して、「学校に行く行かないに関係なく、いずれ、この子の道は開ける。」とのブレない確信的な念を心の奥底の核となる信念として抱き、「朗らか」でい続けることが最もたいせつなことである。

 親がそうした余裕のあるスタンスでいれば、子は動き出す。

 登校を始めるかもしれないし、何らかの生きる道を見出すかもしれない。

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