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正解分からぬ子どもの教育

子どもの教育について友人から聞いた話

こんにちは!てつなぎクラブのしがないバイオリン弾き、ナオです^^
この記事を見つけてくださり、読んでくださり本当にありがとうございます!

今日は、仲良しの友人に聞いたお話から、子どもの教育について思ったことを徒然と書かせて頂こうかなと思います。


私の友人Aさんは、旦那さんもAさんも医師のハイスペック夫婦。
Aさんも旦那さんも息をするが如く、当然のように幼い頃から机に向かい、小学校受験→中学校受験→高校受験→大学受験を経験してきている。

Aさんは小学校受験で全滅し、受験が少しトラウマになってしまった経緯がある&勉強をご両親に強制されるのが嫌だったこともあり、小さいうちから子どもにゴリゴリ勉強させるのはいかがなものか?と考えている。

一方、旦那さんは小学校受験の頃から挫折することなくとんとん拍子で受験も乗り越え、ご両親が自分にしてくれた教育が最高のものである&正しい道であると考えているタイプ。もちろんのこと自分のお子さんにも同じように幼い頃からゴリゴリ勉強をさせようとしている。

Aさんは、教育が子どもにとってある程度必要であることは重々承知しているが、旦那さんまでの熱量はなく、日々悶々と過ごされているよう。

旦那さんは地方出身で、大学とともに東京に上京。
東京には幼稚園受験というものが存在することを職場の先生方から教えてもらい知り、一番上のお子さんが2歳の時にAさんに突然「一番上の子を幼稚園受験させる!」と言い始め、かの有名なお受験塾「○芽会」に入会した。
Aさんは当時、二人目のお子さんが生まれたばかりの頃だったため、あまり精神的な余裕はなく、下の子を連れて毎回上のお子さんを塾通いさせるのがとても大変だったそう。

残念ながら、努力は報われることなく幼稚園受験は全滅。

Aさんは幼稚園受験で有名校の合格を勝ち取るのは至難の業であることを塾に通う他の親子にも聞いていたので想像通りの結果であったため、まぁ仕方ないなと思ったくらいであったそうだが、旦那さんはこれをきっかけにさらに教育への熱量が上がってしまったそうで。お受験塾に通うのは上のお子さんの幼稚園受験後にやめましたが、すぐに他の学習塾にお二人のお子さんたちを入塾させ、週3回Aさんの努力によって通わせているようです。

現在は、春から上のお子さんが幼稚園年長さん、下のお子さんが幼稚園年少さんの年齢らしく、旦那さんは以前までお子さん2人の小学校受験をすることも考えていたそうなんですが、Aさんがご自分のキャパ的に受験対策をするのが難しいから小学校受験はやめてくれと旦那さんに懇願したのをしっかり受け止めてくれて、私立の小学校受験は諦め、子どもたちの小学校は公立に行かせる方針になったそうです。

それでもまだまだ教育への情熱がメラメラの旦那さん。
今度は、子どもの進学率が23区内でも特にトップレベルの「文京区」のとあるエリアへ引っ越したいと言い始め、物件を探しまくっているようです。

私もAさんから聞いて初めて知ったのですが、文京区には「3S小学校」と言われる公立御三家的な小学校が存在するみたいですね!凄いなぁ。

その中でも一番人気&一番良いと言われているのS小学校の学区域は、空き物件が出たらすぐに契約が成立してしまうほどの人気エリアらしいです。
ただ、土地代も次元が違うほど高いそうで、高級賃貸マンションの審査に合格するのも至難の業だとか。

いやぁ、上を目指すと本当にキリがないですよね。

いたずらっ子のうちの末っ子。どんな大人になるんだろうなぁ^^

友人の話を聞いて思ったこと

自分は医師ではないから何とも言えない部分がありますが、親としてAさんのお気持ちも旦那さんのお気持ちもどちらも痛いほど分かるなぁと思いました。

親として、子どもが大きくなった時に自分のやりたいことをできるだけの能力をつけさせてあげたいと真摯に思うし、後になって自分はあまり十分な教育を受けさせてもらえなかったと子どもに思って欲しくもない。だけど嫌がる子どもをねじ伏せてまで勉強させたいとも思わない。でも将来の可能性を広げてあげたいし将来困って欲しくない。。。

難しいですよね。

AさんもAさんの旦那さんも、お子さんたちへの愛情がたくさんあるということはひしひしと伝わってきます。どちらの考えも間違いではないと思います。子どもに対する愛ゆえだと思います。

うちも、長女と次女をとある学習塾に通わせているので、Aさんの旦那さんのお気持ちも痛いほど分かります。でも、子どもって興味を持たなかったり楽しいと思わないとなかなか自分から学ぼうとしてくれませんよね笑。

以前、私は学習塾の先生にこんな報告を電話で受けたことがありました。
お教室で勉強する時間に、長女が1時間ほど丁寧に鼻くそをほじり、その後やっと課題を始めようとするが、その頃には眠くなっていて机に突っ伏したまま寝ている。疲れていらっしゃると思うので今日はもうお帰りください。すぐにお迎えに来てください。

私はガーンと頭が真っ白になりましたが、うちの旦那に話したら爆笑!笑

とほほ。子供ってね、そんなもんなんですよね笑。

それからは、子どもがなるべく勉強するのを嫌いにならないようにと、学習中はできるだけ優しく接し、楽しく勉強できるようにはどうしたら良いかを日々考えながら子ども達に接するようにしています。あとは、毎日学習する時間を決めるようにしてみました(歯磨きするのと同じように習慣づけられたら最強かな?なんて旦那が言ってたので)。

勉強すること(学ぶこと)を好きになってくれたら、あとは自分からどんどんやってくれるんじゃないかな?と期待して!!(希望的観測、、笑)

色々呟いてしまいましたが、親として私が思うのは以下です。
子どもが大きくなって、何か一生を通して突き詰めたい好きなことを見つけた時に、遭遇する困難や課題について、自分の頭で考え解決し乗り越え、さらに幸せになるための努力を自らできるような力をつけていって欲しい。

うーん、書いてて自分でツッコミたくなりますが、自分だってできていないことたくさんあるのだから、子どもができないのは当たり前ですよねw
私も子どもたちと一緒に考えて、自らも勉強する姿を子どもたちに見せて行こう^^

うちの三人三様の姉妹たち。みんな自我強すぎ笑。



最後に、てつなぎクラブは、ママさんパパさんどちらの味方でもあります。
子育てって悩みや困難が多いけど、それを子どもと一緒に乗り越えた時に、さらに子どもとの新しい素敵な関係や絆ができていくんじゃないかな?なんて思っています^^

そして、今後もてつなぎクラブを通してママさんパパさんたちと子育てについて腹を割って語り合ったり、子どももママパパも一緒になってイベントを楽しんで気分転換したり、みんなでホットスマイルになれるような時間をたくさん共有していけたら嬉しいなと思っています^^

お読みくださりありがとうございました!!

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