水石鉄二(みずいし) 2022年8月14日 19:35 中島敦『李陵』は凄まじい小説でした。艱難辛苦の絶えない捕虜となるか。国家に殉じて一英雄となるのか。刑罰を科されようとも作品を書き続けるか。李陵、蘇武、司馬遷の生き方はこの三者を体現していると思います。1943年『文學界』初出の本作、戦時下の人生の岐路に立つ著者の覚悟が窺えます。 いいなと思ったら応援しよう! 平素よりサポートを頂き、ありがとうございます。 チップで応援する この記事が参加している募集 #読書感想文 219,685件 #日記 #エッセイ #毎日note #読書 #読書感想文 #文学 #読書日記 #戦争 #読書メモ #日本文学 #中島敦 #司馬遷 #李陵 #蘇武 9