わたしのレッスンノート*見方・見え方⑸*
お話のつづき
以前にも綴りましたが
わたしの場合、
近くのモノや人を見るとき
目に飛び込んでくるようで
とても刺激がおおいのです。
焦点が合わないので、情報がおおいからか。
遠くのモノや人を見るときは
焦点が合うので、安心して見られます。
(遠視)
視力検査では遠くが見えたらヨシとされる
ので、わたしは永いこと
「目(視覚)のことで困ってはいない」
と思っていました。(思い込み)
アレクサンダー・テクニークを
学び、実践していくなかで、
そうではないことに気づき始めました。
「わたしは目(視覚)のことで
とても困っていたんだなあ…!」
認識してからは、とくに意識して
試行錯誤しながら〜実践しています。
近くのモノや人との“関係性”です。
今までは作戦として(無意識に)、
対象を引いて見るか、距離をおいて
見ていました。
アレクサンダー・テクニークの先生に
なることを決めて、トレーニングクラスに
通っていると、今までの作戦が通用しません…^^;
相手の方(生徒)を“手とことば”で
お手伝いするからです。
引いたり、距離をおいていては
相手に触れることはできません。
思いあたる節…幼い頃から
テレビのリモコンのボタンが並んでる感じや
家で、配線が交差しているのを見るのが苦手でした。。。
わたしは機械ものに弱いからだ
と勝手に思ってました。
目というか、脳(視覚情報処理)が
イヤがってたんだなあ。
人との関係においても、人に興味はあっても
うまく付き合えない感じがあって、
一人ひとりとは話せても、密な集まりとなると距離をおいていました。^^;
性格・気質がそうさせていると思っていた
けれど、それだけではないかも。
視覚という感覚の情報処理が
変わっていけば
近くのモノや人との関係においても
変化がありそうです。
その助けとなっているのが
“意識的奥行き知覚”です。
アレクサンダー・テクニークの教師でもある
ピーターさんが探求・発展しているワークです。
そう思うと、
わたしには“奥行き”があることに気づき、
近くのモノや人を見るのにも
以前より、柔らかく感じます。
呼吸が通りやすくなります。
(以前は、呼吸を浅くしてたんだな)
立体的な自己イメージになってきたから
奥行きに気づきやすくなったと思います。
何かが変わると“連動”して
他のことも変わっていきます。
わたしの自己イメージに
対角線や奥行きという
立体が加わったことで
あらたな世界との“関係性”がみえています。
2022/10/27/mayumi@kyoto
ひつようなひとにもとどきますように :)