再訪、アートの島
毎週月曜日は、旅の記録を書いています。
Naoshima、行ってみたらいいよ。
英会話教室で、インストラクターのオーストリアの人に聞いた旅行先。ナオシマ?いったいどこにあるのだろう。
直島は瀬戸内海に浮かぶ岡山県の離島。初めての直島は瀬戸内トリエンナーレが開かれた時に、一人旅をしました。
その時のことは、実はすでに旅の記録で書いていますので、2回目の直島のことを。
日頃海が遠くにあることから、瀬戸内の景色はなんだか新鮮です。小さな島が重なる風景も、海と暮らしがとても近いことも、僕は海外にいるような気持ちになっていたのです。
初めての訪問では観られなかった、地中美術館やその近くにある李禹煥(ウールーファン)美術館へも行きました。自然光を作品の一部として取り入れ、天気や時間によって全く違う表情になります。
金沢にある21世紀美術館や、川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムにも、同じ発想の展示があって、時間が許す限りそこに居たいと思える空間でした。
瀬戸内トリエンナーレでは、家プロジェクト(家プロ)という名前で、一連の作品群がシリーズ化されていました。
はいしゃ、という名前でした。
もともと歯医者さんだった、という意味なのでしょうか。印象的な外観と、中のガチャガチャした感じが、現代アートってこんなん?みたいな不思議な景色でした。
神社も家プロの作品になっていました。白い石が敷き詰められて、厳かな雰囲気の中で、建物の地下にも作品が続いていて、暑い屋外とは対照的な涼しさと、静けさを感じました。
ほかにも、東屋をアルミで作った作品や、透明のアクリルを壁にして作られた家のような作品がありました。
とにかく、現代アートを目の前に感じられる工夫がされていて、非日常が体験できました。かと言えば、直島にある日常にもアートは溶け込んでいて、羨ましくもあります。
直島銭湯、明らかにアート作品ですが、実際に銭湯として入ることができます。旅先でお風呂に入りたくなる僕には、とても嬉しい施設でした。
近くに港があって、船の時間まで残り15分でしたが、駆け足で入りました。普通の銭湯とは違って、中に象がいました。
港にいる赤かぼちゃ。中に入れるんです。
最後は、この近未来的な建物。これが直島がアートの島と呼ばれる素地だよなぁと思って眺めていました。
これ、小学校なのです。建物の与える印象は大きいので、ここで成長した子たちがどんなふうに大きくなるのか、想像するだけでも楽しくなります。
直島は所々に作品が点在しており、ホテルに泊まった人だけが観られる作品などもあるとか・・。何度でも行きたい。
草間彌生による直島のシンボル的な作品は、赤いかぼちゃですが、島の反対側には黄色いかぼちゃが佇んでいます。とても人が少ない小さな港に、ぽつんと佇む風景は秘密にしたくなるくらいに可愛いいのです。そんなサムネイルを作っていただきました!infocusさん、ありがとうございます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、僕だけでなく家族で喜びます!