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kurimo
みんなの練習帳*ティーチング⑵*
・以前のnoteつづき
アレクサンダーテクニークのレッスンでは
教師が相手(生徒)へ質問をして、引き出していきます。(*教師によって異なります)
「今日はどんなことがしたいですか」(課題)
質問をすることで、相手(生徒)の傾向もみえてきます。(思考・身体・感情・感覚…からの気づき)
あたらしい体験(ワーク)をした後に
質問をして、フィードバックをもらいます。
「どんな感じがしましたか」(言語化)
ここで気をつけることは
説明したくなるのを抑制して、
相手(生徒)と「気づき方」のプロセスを一緒におこなうということ。
質問はいつでも
漠然としたものから
だんだんと具体的なものにしていく。
それが「学習のプロセス」だからです。
漠然としたものには“自由さ”があります。
わたしはこの「学習のプロセス」に魅了されています。あたらしい体験(ワーク)をすると
“ことば”ではナカナカあらわすことができません。
それを質問されることで、言語化してみると
私はこんな体験をしたのかと認識できます。
“ことば”で全てはあらわせない
ことは前提としてあります。
初めは戸惑うかもしれません。わたしは驚きました!自分にこんな風に問うことがなかったから〜。
わたしたちは自分全体で、たくさんの情報を認知していますが、留まり、言語化することには慣れていません。
アレクサンダー・テクニークでは自身に問うことで気づき、固有感覚(proprioception)をも
育てていきます🌱
2023/5/1/mayumi@kyoto
ひつようなひとにもとどきますように :))