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*気づきのセラピー*

・今回のmemo

このタイミングでこの本を読みました。

以前、ゲシュタルト療法✕アレクサンダー・テクニークのコラボワークショップに参加したこともあり「ゲシュタルト療法」にも興味をもっています。

ももちゃん(百武正嗣さん)の書かれたものを読むと、まさにアプローチは違えど、

ゲシュタルト療法は、根っこでアレクサンダー・テクニークと驚くほど!おんなしことを大切にしていると感じます。

*ゲシュタルト(Gestalt)とは、
「全体性」「完結」「統合」などを意味する
ドイツ語です。

*ゲシュタルト療法の特色
・「いまーここ」(Here&Now)の
自分への気づきを重視。
・感情は「筋肉の収縮」として現れる
(現象学)
・精神と身体は一つ。
・自分の選択に責任を持たせる(実存主義)
・「なぜ」(原因・分析)をやめて
「どのように」(実践・解決)へ。

「気づきのセラピー」百武正嗣 著より引用

ゲシュタルトと大きく異なるのは
「感情」を扱うことです。
アレクサンダーは直接「感情」を扱うことはありません。

そう。入り口やアプローチは異なれど、
「本来の自分」をとり戻す点はおんなし。

世界には色んなワークがありますが
「自分にとり組む」のに自分に合うワークを選択するといいかと思います🙂
(わたしにとって、ご縁や相性がよかったのはアレクサンダー・テクニークといえます)

わたしがこの本を読んで
らくになったことは

「なぜ」(原因・分析)をやめて
「どのように」(実践・解決)

ということ。アレクサンダー・テクニークでは近しいことで

何(what)をするのかではなく
どのように(how)していくか

をみていきます。
「結果」ではなく「過程」をみていく
という意です。

「なぜ・どうして?」と原因を探しても
分かりません。ただ、実践していくなかで、気づいていくだけです。

そしてもう一つ。
「本人(クライアント)が中心」という姿勢でいるということ。

ファシリテーターの提案はあっても、クライアントにムリ強いはしないし、アドバイスや助言もありません。

それは
「本人の選択に責任」を持たせるため。

わたしはつい提案をこえて、相手に納得してもらいたい気もちが出てくることもあるけれど、相手が「自ら気づく」ようお手伝いするだけだなあ。

2024/8/26/mayumi@kyoto



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