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水、雨、川 瀬織津姫神社(高千穂)、白川水源(南阿蘇) 熊本宮崎紀行 最終章(第5弾!!)

宮崎県高千穂。
岩戸神社の横を流れる岩戸川を下り、永ノ内川と交わるところにこの瀬織津姫神社がある。

瀬織津姫は大祓に出てくる神様。
日本書紀、古事記には出てこない隠された封印された神と言われている。

瀬織津姫は川に坐する神で
すべての罪を海へと流してくれる。

龍神、弁財天とも言われ、同じく隠された神、ニギハヤヒの妻とも言われる。

大祓だけでなく伊勢神宮別宮にて天照大御神の荒御魂として祀られていたり日本各所の神社で名前を変えて祀られていたりする。為政者の都合で隠そうとしても隠しきれなかったほどの神様なのだ。

では、会いに行こう。

車を停めるところがないので
道行くお婆ちゃんに訪ねてみると
この看板の向かいにある
ゴミ捨て場の横に停めていいそうだ。
瀬織津姫とだけ書いてある。
ここからしばらく階段を下っていく。
ボロそうな板。。。
少し恐怖感を感じつつ
柵の横は崖である。
その下に川が激しく流れる。
見えた!
川の音が激しい。
着いた!

小さな
小さな
お宮があった

人々は
為政者の
意向を無視してでも
守らねばならないもの
大切なことを
わかっていたのであろう。


この旅は水と縁のある旅だった。
初日夕方の線状降水帯、幣立神宮の湧き水、高千穂峡真名井の滝、天の岩戸神社、天安河原の岩戸川、初日の湯之谷温泉(鹿児島県霧島)、2日目の岩戸温泉。

三日目最終日、家に帰る日
ぼくは高千穂の聖地巡りを切り上げ
南阿蘇、白川水源に行くことに決めた。

高千穂市街地の朝焼け。

ビジネスホテルの朝食を食べ歯を磨きひげを剃り荷物をまとめて宿を出て南阿蘇に向かう。
トンネルを何度も抜けて、曲がりくねった道を下り阿蘇山外輪山の内側に入る。そこから少し行けば白川水源だ。

走りながらぼくの人生における初めての一人旅を追想した。
21歳の時だった。まだ、神奈川に住んでた頃の話。
青春18切符を買って分厚い時刻表を持って、
夜中の品川駅から電車に乗った。岐阜大垣についた頃はもう朝で電車を乗り換え、その日は広島まで行った。広島で安宿に泊まり次の日は熊本まで。初めて見る瀬戸内海の美しい景色、時折ウトウトしながら鈍行列車は九州に渡った。
夜、熊本に着いて阿蘇の麓の方の国民宿舎に泊まり次の日、この白川水源に来た。
湧き上がる水、沢山の人々が水を汲んでいた。
大きな20リットルのボトルを沢山持ったおじさんが汗を流しながら汲んでいたので話しかけて手伝ってみると岡山から来ているとのことだった。
帰りはこのおじさんのトラックの助手席に乗せてもらって一気に福岡まで進むことができた。

懐かしい気持ちと
水を巡る旅の最後の聖地

少し道を迷いつつも高ぶる気持ちを抑えられない。そして、25年前の思い出の場所についた。

白川水源、水汲み場
毎分60トンもの水が湧き
環境庁の日本の名水百選にも選ばれている。
空いているペットボトルが六本
あったのでお水を頂く。
軟水で美味しい✨
足湯ならぬ足水。
14℃くらいの冷たい水なのに
足がとても熱くなった!!
写真ではわかりにくいけど
水が湧き出ているところ。
湧き出た水は白川と呼ばれる川となって
熊本市街に流れていく。


車に戻ったぼくは白川水源の水を飲みながら、
もと来た道を戻り、再び幣立神宮の前を通り熊本の高速道路を目指す。

旅の疲れを日帰り温泉で癒やしつつ

とても広い温泉施設だった。
物産館、レストラン、広い休憩所あり。
入浴者が多いので中は撮れず。

休憩室で三十分ほど休み、松橋インターチェンジ近くで昼飯を食べる。
ガラリと雰囲気を変えてインド料理「サンジ」

右にも


左にもスパイスがズラリと並ぶ
細くて長いインディカ米
インドのカレーに良く合う
ぼくは小麦を食べないので
ナンを食べないが
勿論、ナンも選べる。

さて、お腹を満たした後は高速をひた走る。途中、眠すぎてパーキングで30分ほど目を閉じる。
無事、鹿児島横川インターチェンジで降り霧島温泉郷を抜けて大川原渓谷を抜けGWに来たグルテンフリー&ヴィーガンカフェ Suphieで一休みしようと立ち寄る。


カフェにつくとイベントが開かれていた。
残念ながらカフェに着いた16時はイベント終了時刻。
Suphieの米粉のドーナツもマフィンも売り切れ。
その他、イベント出店の食べ物屋さんも終了。
ドリンクはまだ頼めたのでお米と書かれた鎧?を着ているお兄さんのとこで自家製梅ソーダを頂いた。
カフェの横の川を眺めながら。
二日前の線状降水帯が降らせた雨が
激流となって流れていた。

梅ソーダはとても美味しく運転の疲れと眠気が吹っ飛んで残りの1時間ほどの運転も危なげなく終えることが出来た。

家に着きくと、流石に疲れがどっと出て
からだに力が入らない感じになった。
夜は食事も取らずヨガもせず、
そのまま深い深い眠りについた。
泥のように
川底の魚のように
朝日が差す時刻まで。



ご一読、ありがとうございました!

5回に分かれた熊本宮崎紀行、読んでくださり誠に感謝であります。
水の湧き出るところから生まれた聖地を巡った今回の旅。
次に旅をする時はどこに行くことになるだろうか。

外からもらうエネルギー、
自分の内なるエネルギー、
2つを循環させて行きましょう~!


最後に瀬織津姫登場の大祓祝詞載せておきます💫

大祓祝詞はこちらのブログより転載です!
現代訳や瀬織津姫のこともこちらのブログに詳しく載っていますので良かったら。

途中出てきたグルテンフリー&ヴィーガンカフェSuphieはこちら詳しく載ってます♪

前回記事

以上でした!

ナマステ✨




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