稼ぐまち駆け込み寺で集った人たちから任意で自分たちの現場情報を発信していくリレーマガジン。
一級建築士の寺子屋
環境設備について、主に大学の建築学科や建築士試験で学ぶような内容を取り上げます。 記事掲載後時間が経過した記事は、過去記事(有料)にてご覧いただけます。
地方の実践者たちがお送りする、他ではなかなか言えないここだけの話をお伝えするマガジン。課題だけでなく、自ら実践する人々だからこそ言える言うは易く行うは難しの地方で挑戦することの実態も赤裸々に語ります。
住宅地や商店街などのエリアマネジメントについて、活動していることや主に大学の建築学科や建築士試験で学ぶような内容を取り上げます。 記事掲載後時間が経過した記事は、過去記事(有料)にてご覧いただけます。
開設アカウントについてまずは開設アカウント2つご案内します。 リノベーションの寺子屋 https://lin.ee/nWNbCCS リノベーション情報を配信します 一級建築士の寺子屋 https://lin.ee/Ml7CJSP 一級建築士レベルの情報を配信します LINE公式アカウント開設にあたりさて、これまでブログ記事を書いても書きっぱなしでした。とはいえ、建築作品ブログあたりは需要もあり、毎日多くの方にご覧いただいています。やっぱりいろいろ調べて時間をかけて書
白熱電球は、電気を光に変換する初期の光源で、その歴史と仕組みは多くの発明家たちの努力によって築かれました。 19世紀初頭にイタリアの科学者アレッサンドロ・ボルタのボルタ電池の発明により、安定的に電気が使えるようになります。そして、1802年にはハンフリー・デービーが、ボルタ電池を用いて白金線を通電加熱し、白熱状態にすることにより、僅かな時間ですが光が得られることを示しました。これが白熱電球の始まりとも言われています。 そして、1879年にアメリカのトーマス・エジソンが改良
目次一級建築士の資格について なぜ取るのか? 得することは? ・収入が増える ・信用力up ・リスクヘッジ ・転職が有利 ・生活に活かせる ・資格者不足による仕事の確保 ・その他 まとめ 一級建築士の資格について建築士は国家資格になります。種類としては一級、二級、木造の3種類があり、規模等の制限なしで設計ができるのが一級建築士になります。 学科と製図の試験に合格して登録をする(実務経験が必要)と、晴れて一級建築士の肩書きが得られます。 3年に一度定期講習があり、これ
建物があると、その周辺の風の流れ(気流)に影響を及ぼします。ビルとビルの間を歩いていると風が強い時などを体験したことがあるかと思います。 この現象は、建物の高さや建物同士の間隔の比率が影響します。もしくはもう少し広い範囲で見た時に、街区面積に対する建物の占める割合でも影響することが知られています。 建物があるとその壁面には風がぶつかります。すると空気は建物を回り込むようにして流れていきます。その時に建物が2棟並んでいると、その建物同士の間(隣棟空間)にそれぞれの回り込んだ
アロマ(香り)とアートのコラボ展示先月、北参道工房33でアロマ(香り)とアートのコラボ展示をシェアオフィスの仲間と見に行ってきましたが、ようやく記事が書き上がりましたのでアップします。 遅くなってしまったのは、ここ1ヶ月ほど予定が次々差し込まれハマっていたためです(言い訳w)。だって現場で次々とハプニングが起きるんで。材料が入らない事件とか・・・。まあ、その辺りは別にまた触れます。 さて、今回拝見した展示では、(一社)日本ガーデンセラピー協会理事でもあるアロマアーティストの
タイトルだけ書いて下書きに入れていたものを眺めていて発掘したのが、このタイトル「生きている間に実現したい暮らし」。 ログを見ると去年思いついて書いておいたようです。 (フッと思いついた時に後で書く気になったら、こんな感じで書けるようにタイトルだけとか、キーワードだけ書いて下書きにしておくことをよくします。) で、なぜに引っ張り出して書き出したかというと、ちょうど会社の事務所移転をしていて転機になっているのと、生きてる間にというのが今は「この10年で!」に変わっているので、
はじめに最近、建築士の環境設備の授業で質問があったのと、職業技術校で新しく講座を頼まれた内容とも関係するので便器について記事を書いておこうと思います。 便所と下水処理の歴史を簡単に日本最古のトイレは、縄文時代に遡ります。この頃は「川屋」(厠の語源)と呼ばれるの川で直接用を足すスタイルです。 そして、日本国内における便器は長らく汲み取り式でした。その設えは簡易なものから、身分の高い家においては畳が敷いてあるところもありました。そして、しゃがんで用を足すスタイルでした。腸から
コロナによる社会変容ingコロナの影響によりソーシャルディスタンスが話題になっています。 そこで、飲食店の店内での席の距離を取ろうという動きが広がっているようです。 しかし、これは実質的に席数を半減させることになり、店舗としてはそれだけで売り上げ半減ベースで考えないといけなくなります。実際は客足がないのでそれ以上ですが・・・。 そこで、少しでも売り上げを増やすためにテイクアウトを始めるお店が出てきて、これを「地域でタッグを組んでやろう」という動きなども増えてきました。
はじめに これからの住宅地を考える「マネジメントされた地域の可能性」その1では、住宅地における現状について書きましたが、今回は現在に至るまでのここ2、30年の状況を数回に分けて整理してみたいと思います。 これからの住宅地のマネジメントの話に至るまでに、主に2つの話題を掘り起こす必要があるかと思います。それは「マネジメントに関わる建築関連の法制度」と「管理組合等の組織や法制度」についてです。 そこで、戦後の時系列をざっと追っかけながら上記の2つに注目していきたいと思います
平成26年度一級建築士学科試験における学科Ⅱ(環境設備)の問題で次のような一文があります。 No.10-2 記憶色(記憶上の色彩)は、一般に、実際の色彩に比べて、彩度・明度ともに低くなる傾向がある。 答えは×:正解は「彩度が高く」なる傾向があるになります。 色の見え方は人によって違います。また、何色であるかの表現も微妙な差異があったりします。良く言われるのが信号機の青色なのか緑色なのかというケースです。 この視覚による情報は五感すべての感覚のうち8割を占める情報量と
住宅地の現状 僕は建築設計事務所を営んでいますが、最近は住宅地の管理についても関わる機会が増えました。そこでいろいろな気づきや課題などを書いていきたいと思います。 みなさんが暮らしているところは快適ですか? 緑も多く、ご近所とも仲良くできている方もいれば、近隣がうるさかったり、ゴミ収集所トラブルなどで困っている方もいるかと思います。 中には自治会がしっかりしていて、きちんとゴミ収集所の清掃をしたり地域交流や防犯パトロールをしているところもあれば、一方で自治会活動でやること
神奈川県の真ん中あたりに伊勢原市があります。かれこれ7年くらい伊勢原に絡んだことをしてきているので、伊勢原のまちづくりで起きていることをいくつかnoteに書き留めてみたいと思います。 伊勢原市は、平坦な土地からなだらかな傾斜を経て山となる綺麗なラインが特徴の地形を持っていて、南斜面となることから酪農なども行われています。(伊勢原市ではやま・おか・まち・さとの4つに分類しています。) 交通は小田急電鉄のほかバスや車になります。新しく第2東名高速が通り伊勢原・大山インターチェン
昨年、逗子に行く機会が数回ありました。その時に今でもアーケードが残り人通りが割とあることに気づきなぜかしらと考えてみました。 アーケードのある昔からの通りは、逗子銀座通りになります。一部にシャッターのおりてる多少店舗があるとはいえ元気な様子が見られます。この辺りの中心部で、日常の買い物はここですまされている方が多くみられます。 住んでいる知人によると日用品はほぼ困ることはないようですが、時々鎌倉か大船に出たりしているそうです。 交通は鉄道だとJR逗子駅とそこから少し離