#1850 揃わない前提で授業を考える
今回は,授業づくりネットワーク『揃わない前提の授業を見る・感じる・考える』からの学びを整理する。
・揃わない前提の授業は,「再現可能性」よりも「伝達可能性」を重視する。※ストップモーション方式,インタビュー
・揃わない前提の授業で見るべきポイント
➀学習者それぞれのテーマやめあて
②環境構成としての学びのリソースや空間配置
③子ども個の学びの物語
④教師の指導性
⑤単元というスパンでの学びの履歴
⑥子ども同士の学びの響き合い
・授業デザインのツボ
➀目的・目標
②教材・学習課題
③学習の流れと場の構造
④教師の指導言とツールの活用
⑤評価
・差別やバイアスを生まないように,日々の教師の発言や教材に注意する。
※接触機会が少ないと,無意識に差別してしまう。
・1つのゴールに向かうが,その中で「子どもたち一人一人のやりたいことは揃わない」ことを大切にする。
※不自然に揃えたら思考停止になる。しかし,活動を揃えないことで,思考・判断を任せることができる。
・一斉指導では,子どもに力が身に付いているかを把握できない。子どもに活動を委ねる授業では,一人一人に力が身に付いているかどうかが見える。
・教師の授業準備にかける「熱量」が,子どもたちを「本気」にする。
・サークル:即興参加型の舞台
・単元自由選択課題学習:どの課題を選んでも,資質・能力が高まるようにデザインする
・図工の学習では,発問,日記,振り返りを取り入れる。
・図工の学習での教師の役割
➀材料屋 ②情報屋 ③相談屋 ④仲介屋
以上が,書籍からの学びである。
今後の授業デザインに生かしていく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?