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祝福を生きると決めて、出会うもの
3月は、春分前後に四国〜九州にかけてパートナーと2週間のふたり旅をしていた。
以前住んでいた7年ぶりの徳島県神山町から始まり、淡路島、豊島、直島…(普段も島に住んでるのにまた島に行く)から移動しての、お目当てにしていた佐賀にあるサウナ&teamLaboの作品で話題の御船山楽園ホテルを訪ねてきた。
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今回は旅の間に、古くなっていた思い込みや世界観が浮上し炙り出されることに。何だかんだ、炙り出し好きとはいえ予想以上の古い世界観と対峙することになり、がっくりすることもあった。なので素晴らしい旅の景色が広がりつつも、心の中はもやもやが混じり。写真とこの文章の雰囲気もギャップがあるかもしれない。
実際の苦しく感じた出来事自体は書かないでおくのだけど、今の私にとっては古くてオワコン的な考え方や存在、価値観を微妙に上に仰ぎみていて、少し自信がなかったこと。古い世界でももっと愉しめるのではと思い違いしていたことが明らかに。
逆にいうと、明らかにするために行ったのだなと、後から思うようになった。パートナーとの対話に励まされつつ、目の前ではあたらしいサインが映った現実、内側では新旧混じった世界が摩擦を起こしながら古くなったものが手放されていった。
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春分の切り替わりは大きかった。古い世界線に一時的な通過点として出会うことはこれからもおそらくあるんだろう。
それら通過点をいちいち何でだろう?何で出会ったんだろう?と分析したり、一喜一憂したりしすぎないこと。通過駅は通過駅。それ以上以下でもないのであります。
心の余白とあなた自身の感覚を大切に、今まで歩んできた自分自身の道を尊んでください。と、またしても過去と未来の自分に伝えておきたい。(必死か。笑)
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美術館併設で、空きがあれば泊まることを是非おすすめ。ベネッセハウスに泊まるかどうかで直島の印象が違うと思う。
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今を養ってくれている土壌の中で、栄養分となっている過去のあれこれ。土壌内で特別性をまとっているように見えた土の塊(特定の過去、人情等)が、成長したが故にほぐれて見えなくなっていくこと。
そのプロセスの中で過去の当時には救えなかった自分自身に出会い、手を差し伸べることができることがある。包容力が増したからこそ出会い直せること。それはお祝いで、またあたらしく共に歩き直せるし、過去自体には最後の挨拶ができる。
つい、まだこんな固まりがあったとはとシビアな目線でがっくりきてしまうことがあるのだけど、あくまで以前より成長したからこそのことなのだと、そこは褒め褒めポイントなのだと忘れずにいたい。
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悩むことが内観のツールとしてその時点では有効だった時期からも変わってきている。私は悩んだり考え込むことがある意味好きだったり、習慣になってるところがあったけど、どうもそういうフェーズも変わらざるをえないようで。
純粋に遊んでいるときは悩みもなく、気づきや洞察も必要がない。遊ぶだけ。自然と洞察が起きていることはあるかもしれない。ただ、全てがそうあるだけ。旅が愉しいのは、そういう時のように思う。そんな瞬間をこれからも増やしていきたい。
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あたらしい世界の主人公として、ひとりひとりが生きていくということ。そこから少しでもズレていくことは、自分を含め誰のためにもならないということ。心軽やかに生きて、剥がれていくものを見送りながら、あるべきものがあるべき流れへ。
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