Small talk ③
4月の半ば過ぎに、結んでいた髪をバッサリと切った。
生徒の何人かに、
ー先生、なんで髪切ったん?
と、聞かれた。
理由などない とも言えるが
あるけれど、1つの理由というわけでもないとも言えて
また、そのいくつかの理由も取るに足らないものだったので
ーはさみで、切ってもらったよ。
と、答えた。
すると
ーちがうちがう、「どうして」って聞いとんの。
と、中学生。
いや、わかっとるけど・・・と思いつつ、
次に「美容院に行って、切ってもらったよ。」と続けようかと思ったけれど、やめておいた。
「うちの母親が今度入院するので、その前に髪を切りに連れて行ったから、ついでに切ってもらっただけ。夏になるしね。」
ということで、この会話は終わりなのだけれど、
こういうやりとりー
我が家では定番というか鉄板の会話だ。
「なんで?」
理由を聞く場合もあれば
手段を聞くこともできる
ドラマ「下剋上球児」にもあった 笑
準決勝の怪我で決勝の来ないはずだった久我原くんがベンチに顔を出したとき
ーなんで来た?
と聞かれて
「バスで」
と答えていた。笑
そういうやりとりでも、表現の仕方、そして、言葉1つ1つにいろんな意味があることや、相手に分かりやすく言葉や表現を選ぶことを学んだ気がする。
そういう意味でも、私はいつまでも、生徒たちにとって面倒な人でいたいと思っている。
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