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ビタミンY補給
昨日、社会人2年目の卒業生&元アシスタントが夕方からお顔を見せてくれた。
しゃべりに来ただけだから
と、言いながら、
事務所に入り、すぐ、当たり前のようにアシスタント用の4色ペンを手に取り2階の教室へ・・・笑
すでに、子どもたちの相手をする気満々。
彼の訪問は予告があったので、アシスタント時代の彼を知る彼のファンたちには伝えてあった。
ビタミンYー
今私たちがそう呼ぶ彼は、小学5年生の春から寺子屋に通い、大学4年生でアシスタントとして寺子屋を卒業するまで「アイドル君」と私が呼んでいた若者だ。
誰にも同じ調子で声をかけ、誰とでも仲良くなり、誰にでも何らかの印象を与える。
そして、彼自身、適当に相手をしているわけではなく、ほとんどのことを覚えていて、次会ったときに私たちも忘れているようなことを引っ張り出してくる。
なんとも言えない魅力的な、明るい青年で、ときどき、顔を見て栄養補給したくなるのだ。
そして、彼のファンの生徒たちは、彼の訪問を待ちわびていて
教室に入ってきて、彼の顔を見たときのその生徒たちの笑顔はもう、なんとも言えないもので、私たちまで幸せになる。
先週、私が休むとき、私の担当の生徒たちが、代わりに誰が来るのかを聞いてきた。
そこで、
「誰だと思う?」
と、聞いてみたら、
彼のファンたちがすかさず
「Yくん?」
と、言い出した。その勢いに、ちょっと面喰いながら
いや、Yくんは、お仕事があるでしょう。
と、否定をしたものの、
GWに会ったときに、5月に一回顔を出すと言ってくれていたので、連絡をしてみた。
すると、「来週の金曜日に顔出します」って言ってくれたので
それをファンたちに伝えた。
彼はたしかに、とても勉強もできる優秀な生徒だったけれど、子どもたちをひきつけるのは、そこではないな、と改めて思う。
彼は、地元愛が強く地元の大学に残った生徒、今も地元に就職して、松阪を離れる気皆無の若者で
自分の周囲にいる人、ものを愛している。
その愛情は、自然に子どもたちに伝わっている。
彼を見るたび、そう思う。
生徒たちと一緒に私もビタミンY補給をさせてもらった。
私も、頑張らねばと、改めて思えるひとときだった。
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