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2024年度に向けて ⑤ ~ 振替授業対応 ~
2023年度の授業日も残すところあと3日だ。
この春休みは、中学3年生の春期講習と高校1年生の入学準備講座、そして振替授業で終わってしまいそうだ。
寺子屋では、無断欠席と、病気や忌引き以外の当日欠席以外は、基本的に無料で振替授業を行っている(無断欠席などには550円~1,100円の有料で対応)。1対1、2対1、3対1くらいの授業が多いが、複数人授業を基本としている授業なので、ほかの生徒と歩調を合わせるためでもあるのだけれど、前もって報告をもらった場合にはできる限り振替授業をするのは、子どもたちに計画性や自分のスケジュール把握をしてもらうことが、学習の基本姿勢を整えるのに大切だと考えるからでもある。
今、子どもたちの報告を聞いていると
急に翌日(当日?)に模試が行われたり、
急に翌日(当日?)に部活の大会があったり
急に定期テスト期間が、明日から始まったり
テスト範囲の発表は、いつもテスト寸前(ひどいときは前日)にあったり
するようだね
と、嫌味を言いたくなることも多い。 笑
そして、私たち講師は超能力者ではない!とも言いたくなる。
テスト範囲、テスト日程、始業式、終業式、入学式の日、僕が次に学校に行く日など、誰かが報告してくれないのに、私たちが知っていることはないし、
明日の天気も、テスト問題も・・・新聞や、教科書を参考にして、そこに知識や経験を加えて、予想したり、考えたりして、発言したり、提示したり、作ったりしている。
自分たちの生活環境は、多くの人たちの協力のもと、作られていて、自分たちにもその中の一員として役割があることを知ることが、学習の目的でもあり、しっかりと学べる土台でもある。
周囲の人たちに助けを求めるときには、伝えるべきことは伝え、わかっていることを把握し、自分たちの役割はきちんと果たすという姿勢を持った生徒になってほしいという願いが、欠席届、振替希望届を経て、振替授業にできる限り対応するという私たちの取り組みにつながっている。
自分たちがしなくてはいけないことはきちんとしてもらうことが、彼らの学びの大切な土台となることを忘れず、来年度も 親切な不親切を続けていきたいと思っている。
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