見出し画像

教育は国家百年の計 

今週の月曜日の「Small Talk」で触れなかったドラマ「御上先生」(TBS 日曜日午後9:00~)

日曜劇場は、ちょっと日曜日の夜にはテーマが重いと思うことが多くて
また、月曜日は朝から母のリハビリの日なので、日曜日のその時間はテレビの前に落ち着いて座っていられないので・・・

大概、人に勧められたりしない限り、自分からは見ないのだけれど・・・教育関係のお話ということでちょっと気にはなっていた。

すると・・・日曜日、寝る準備をしていると主題歌がONE OK ROCKの新曲という情報が・・・

そこで・・・
翌日、お昼ご飯を食べながら、TVerで見ることにした。

ちょっと、私がいつも言ってることじゃん!いつも思っていることじゃん!

と、心震えるナレーションから始まり・・・
「上級国民予備軍」というようなパワーワードが続き、御上先生の

「エリート」はラテン語で「神に選ばれた人」という意味

神に選ばれた人を

この国の人は 高い学歴を持ち、それにふさわしい社会的地位や収入のある人間のことだと思っている 
でも、そんなものはエリートなんかじゃない
ただの上級国民予備軍だ。

1月19日放送 TBS日曜劇場「御上先生」第一話のセリフより(TVerの字幕による)

(エリートは)なぜ神に選ばれるのかー

それは普通の人間なら負けてしまうような欲やエゴに打ち勝てる人だから
自分の利益のためではなく他者や物事のために尽くせる人だからだ
僕はそこに付け加えたい
真のエリートが寄り添うべき他者とは つまり弱者のことだ。

1月19日放送 TBS日曜劇場「御上先生」第一話のセリフより(TVerの字幕による)

というようなセリフたちー

もう、絶対に次も見たい!と思う言葉、展開満載だった。

最初の松坂桃李くんのナレーションにある・・・

教育を改革する
それがこの硬直する社会を変えるために必要だということは
誰もがわかっているのに
(中略)
自分がその事件の主役になってしまう可能性を
実際なるまでは誰も考えようとしない

君は今 社会のひずみの責任を一身に背負わされ
そこで一人きりだ
その孤独を僕は見捨てない

1月19日放送 TBS日曜劇場「御上先生」第一話のセリフより(TVerの字幕による)


もう、ここだけで私の心は鷲掴みされた。 笑

本当にそう、何かが起こるまで自分がそのことにまきこまれるなんて想像もしない。

ましてや、自分たちや自分の愛するものたちが加害者になるなんて考えもしないだろう。

そして、何かが起こったとき、それを想像すらせず、何もしてこなかった自分たちを省みることもなく、誰かや何かに悪者を探して、その人や物をののしって・・・

根本にある問題には目をつぶる

または、自分には何もできないと信じることで、放置して、時間が過ぎるのを待っている。

そして、本来は変える力を持っている人たちも、次から次へと改革だと持ってくる案は、大学入試改革やら、小学校での英語の教科化やら、プログラミング導入、そして、今度はデジタル化・・・

こんな話も出てくると・・・もう、ため息が出てくる。

このドラマのテーマが、社会に何かを訴えて、1人でも多くの人に考えるきっかけとなる素敵なドラマとして完結してくれることを心から願いながら・・・第二話を楽しみにしたいと思う。

いいなと思ったら応援しよう!

Terakoya Kamei
いただいたサポートは、子どもたちの学ぶ環境づくりに使わせていただきます。よろしくお願いいたします<m(__)m>

この記事が参加している募集