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夏休み 子どもの居場所 プロジェクト ③

小学生 夏の居場所

学童の問題点の前に、家庭学習の在り方が変になっているー

と、感じたのは、もっと前・・・。

宿題の添削を親がする
音読を親に聞いてもらう・・・など、

当然のように
親御さんが宿題に関わるのが義務のようになっていることに気が付いたとき

私は、恐怖で震えたー

というか、私が今の小学生だったら、、、
と、考えたら恐ろしくなった。

また、

それが、子どもたちの勉強が他人事のような態度を作り出している、

そう思った。

必死なのは親御さんで
子どもたちはまるで自分のことではないようなそぶりを見せる

そんな姿が、ずっと気になっていた。

そして、学校の先生がそれに疑問を持たない
むしろ、それが正しいと思っているー

いつまで経っても親になれない私は、
いつまでも子どものままの私は、

思うー

私が今の小学生だったら、

親が確認する宿題を真面目にするだろうか、と。

答えを渡されているのであれば、親が帰ってくるまでに答えを写して待っているだろうし、

目の前でしなければいけないものは、いやいやさせられて、

確実に勉強を嫌いになっていたと思うのだ。

そして、そんなことに気づかない先生を、バカにしたかもしれない。

宿題や勉強は、何のためにするのかー
何のためにあるのかー

学校は何のために行くのかー
何のためにあるのかー

どれも、直接的には「自分のため」ではない。
でも、いつか気が付いたら
自分のためになっていくことに気づく大切な過程の出発点が

学校での勉強であり、学校という存在だ。

それに気づく前に、子どもたちの中で

勉強も学校もなんだか、他人事に進んでいくんだろうな

そして、大人は・・・

と、シュールな想像をしてしまった。

あんなに学校が嫌いだった私が、
だから、自分のような学校に馴染めない子たちでも来られる
塾の先生が夢だった私が

学校の存在意義を守りたいと思うようになっていたー

学校は模擬社会だ。

だから、そこにある意義がある。

だから、
子どもたちには、そことは違う意義をもった
学習環境と居場所が必要だと、私は信じている。

それを学習塾として果たせたらと考えている。




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Terakoya Kamei
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