2024年の講座たち ①
私は、例年、新入塾の小学生と受験生をメインで担当しているので、あまり中学1年生の講座を持たないのだけれど、今年の中学1年生は、講師の1人の息子さんが含まれていることもあって、文法、教科書共に今のところ私の担当となっている。
久しぶりの中学1年生のクラスに、緊張しながらの3回目のクラスが昨日あった。
教科書クラスは、中学生も文法や表現の説明や課題の問題をしたあと、教科書の音読、和訳をしっかりとすることにしている。
和訳については、とりあえず、丁寧に訳すことを心がけてもらう。
What subject do you like? は、「あなたの好きな科目は何ですか」ではなく、「あなたはどの(何の)科目が好きですか。」、I can play the guitar.とYou play the piano well. の訳の違いなど・・・。
オーソドックスで時代遅れに思えるかもしれないけれど・・・高校に入ってからの英文理解、英文解釈に大きな差が出てくる。
また、日本語でも主語に「が」を使うか「は」を使うかで伝えたいことが違うように、英語も言いたいことや強調したいことが違ってくる表現がある。
そのために、とりあえず最初は基本に忠実に訳してもらうことにしている。なぜそうなのかをその都度、また繰り返し説明もする。
学年の途中や、中学2年生や3年生になってから入塾してくる生徒にも同じように時間をとるので、最初は戸惑うようだけれど、「わかりやすい」と、言ってもらえることが多い。
ただ、ちょっと「うるさい」とか「めんどうくさい」と思われることも多いようだけれど。でも、そんなときは・・・
と、伝えながら、地道に授業をしたいと思っている。
今年の公立中学1年生クラスは、女の子が2人、男の子が1人。3人ともいろんな話をしてくれて、きちんと反応を示してくれるので、特に説明が必要なところが私もわかりやすく、楽しい授業をさせてもらっている。
緊張は、多分、4月中には解けるはずである。