焚き火キャンプ飯 『野菜たっぷりトマト鍋』
いよいよ年の瀬となり、寒さが一段と厳しくなってきたキャンプの夜、キャンプ飯は体が温まるお鍋を楽しみたくなります。
今夜はせがれとまったり焚き火にあたりながら、野菜たっぷりトマト鍋をいただきます。
焚き火台とクッカー
焚き火台は、重いクッカーでも安心のTokyo Camp焚き火台、クッカーは絶版品ですが、我が家のファミリーキャンプを支えたSOUTH FIELD(アルペンの自社ブランド)のクッカーセットSeagulです。
ファミリーキャンプを始めた2006年頃は、自宅近くにアルペンがあり、多くのギアがアルペンで買い集めたSOUTH FIELDブランドでした。
いまだ現役で使っているSOUTH FIELDは、このクッカーセットとダッチオーブンで、いずれも使いやすいスグレモノです。
今日の料理
今回のキャンプ地はトマト農園なので、メイン食材はトマトに決まりです。
冬なので必然的にメニューはトマト鍋となり、鳥か豚かをせがれに聞くと「鳥もも肉だな」とのこと。
野菜たっぷりにしたいので、ミネストローネを思い浮かべて、トマト系に合う野菜のキャベツ、ブロッコリー、ニンジン、シメジを選びました。
無水鍋でもいけそうですが水はちょっと入れて、隠し味はコンソメと味マルジュウです。
トマトは切るのがヘタで、果汁がこぼれてしまうので、そこそこの大きさに刻みました。
ほかの野菜は、必要な分を切り出したあとにザルに入れて軽く洗います。
ご飯は二人分の1.4合を浸水させ、焚き火をおこして、キャンプ飯の準備を進めます。
鍋にまずトマト、お次は鳥もも肉、そのあと野菜を手でちぎりながら鍋に投入していきます(にんじんは切り忘れていて、切りました)。
コンソメをのせたら味マルジュウをふた回し、水を150mlほど入れて、準備okです!
焚き火が強火で安定したので、トマト鍋とご飯を同時に焚き火に投入です。
気温が低いせいか量が多いせいか、鍋はなかなか音を立ててきませんが、ご飯は順調に炊けているようで、10分もすると、フタがカタカタと言い始めました。
かき混ぜるために時々鍋のフタを開けますと、野菜はしんなりとしてきていて、いい香りです。
さらに10分ほどするとご飯は炊けてしまったので、焚き火からおろして焚き火台の下で保温して、トマト鍋を煮詰めていきます。
トマト鍋のたてるおいしそうな音を、よろしければ動画でもご覧ください。
汁が減って、肉も野菜も柔らかくなったところで焚き火から鍋を下ろし、野菜たっぷりトマト鍋のでき上がりです!
たっぷり汁を入れて器に盛って、激熱のトマト鍋をふぅふぅ吹いてさましながらほおばりました。
鳥もも肉はとろとろでやわらかく、トマトの酸味がからみついて、爽やかな味です。
ブロッコリーやキャベツは、熱々のトマト汁と一緒にどんどんお腹に収まっていきます。
既に気温は氷点下、焚き火を前にしてお代わり合戦をせがれと繰り広げ、あっという間に野菜たっぷりトマト鍋を完食しました。
ごちそうさまでした
おまけ
炊いたご飯はどうしたのか、と言う話です。
料理中に「リゾットにしよう」というせがれの提案で、食べ終わった汁にご飯とベーコンを投入して、リゾットにしていただきました。
とろけるチーズを最後に入れて、たっぷりコショウを振りかけて、トマトたっぷりのリゾットが完成です!
こちらもせがれとの争奪戦を繰り広げ、あっという間に完食しました。
こんなに食べてもいいのかというくらいの、満腹の夕食でした。
もう、寒くなんかありません。