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『アラン・デュカス 宮廷のレストラン(ドキュメンタリー映画)』〜貧しい農家から世界的シェフへ――アラン・デュカスの挑戦と情熱

視聴環境:U-NEXT


【内容】
世界的な料理人であるアラン・デュカス。彼が、ベルサイユ宮殿で初めてのレストラン開店までの2年間に密着したドキュメンタリー。


【感想】
アラン・デュカス。
普段からフランス料理を日常的に嗜むような生活とは程遠い私でも、その名を聞いたことがあります。
彼は貧しい農家の出身ながら、世界的に著名なシェフとなったのだそうです。
このドキュメンタリーは、ベルサイユ宮殿に初めてレストランを開き、その軌跡を追うために2年間の取材した時の様子をまとめたものでした。
その中で彼は、「グローカル(グローバルとローカルを組み合わせた造語)」という概念を掲げ、世界各地を巡り、さまざまな食材と文化に触れている様子が描かれていました。
日本の老舗鰻屋や天ぷら屋、中国のチョウザメ養殖場(キャビアのため)、さらにはカカオの生産地まで、訪れる場所は多岐にわたります。
日本へも年に5〜6回訪れ、自身の店の指導だけでなく、日本の食文化を研究することにも熱心だそうです。
彼が足を運ぶような高級店とは縁がありませんが、そんな世界的な料理人が日本の食を絶賛している姿を見ると、日本人としてほんの少しだけ誇らしい気がしました。まあ、飲食業とは全然関係ないのない仕事をしているんですけれど…

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