『曼荼羅美術館』(慈雲山曼荼羅寺観蔵院 練馬高野台)
知り合いが、こちらの美術館のお手伝いに行ったとの話を聴き、行ってみることにしました。
美術館はお寺の門を入った境内の建物で、インターホンを押してから、入って欲しいとのこと。インターホンを押すと、小柄な黒髪の女性がスリッパを出して、中へと案内してくれました。入館料を払って展示作品のある2階へ階段を上がって行くと…
観蔵院両部曼荼羅を中心に、日本の仏画やネパールの仏画、古いインドの文字「悉曇文字(梵字)」の書、ミティラー民俗画、ミニアチュールなどのコレクションが展示された、現代の作家の描いた作品が並んでいました。
具体的な作品紹介としては…
現代の日本画家の染川英輔氏が伝統的な手法で描いたの仏教画や、18年かけて描いたという本格的で巨大な曼荼羅。
悉曇と言われる梵字の一種の書道家の人の展示。
インドとネパールの国境ふきんのミティラー地方のミティラー民俗画。こちらは民画とでも呼べるような今のネパールの女性たちが、描いたポップな作品でした。
ネパール族の絵師のロク・チトラカール氏の曼荼羅は、ヒンドゥー教の影響を受けたネパールの仏教的な世界観を反映してか、日本人の自分からすると独特な雰囲気の作品でした。
日本で見掛ける絵画とは違った独特な観点や絵画観、宗教観を元にした作品や、力の入った曼荼羅を観て、ちょっとリフレッシュした気分になりました。
美術館を管理している女性に、絵葉書を買ったついでに、知り合いの話などもしつつ、境内に入っても問題ないかと尋ねると良いとのこと…
帰りにぶらぶらと境内を散策して来ました。
境内では、近所に住んでいると思われるピンクのジャンパー着た小学3年生くらいの女の子が、1人で走り回っていました。
この境内は、普段から彼女の遊び場なのかも知れないなあと思ったりしました。
美術館に入館した頃はまだ明るかった空は、帰る頃には、少しずつ暗くなり始めていました。
※展示は撮影不可とのことでしたので、帰りに購入した絵葉書を撮影したものを載せておきます。
美術館に行く前、井荻駅近くにあるワンタン麺の美味しいらしい『あんくるてい』に行ってみることにしました。
店内で1人椅子に座って待っている人がいましたが、数分間、店内の待機用の椅子に座っていたら、机に案内されました。
注文はネットでも紹介されていたワンタン麺(1040円)を注文。
出汁をしっかり取った和風の醤油スープに、細めのストレート麺。
その上に肉がぎっしり詰まったワンタン、赤み多めの焼き豚なとが乗っています。
メンマと刻みネギは、離れた机の上に置いてあって食べる前に取る形式でした。
スープ、麺、ワンタン麺、チャーシューなどどれもあっさりながらもしっかり美味しく…
ワンタン麺として、とてもバランス良く美味しかったです。
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