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『博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ』(著:ひろたよしあき)
【内容】
広告代理店でコピーライター、スピーチライターをしていた著者による文章読本。
【感想】
文章を書くための著者なりのノウハウを、具体的な方法論を開陳している本でした。
ただ文章の中で、政治家の小泉純一郎、進次郎親子のことをやたらに持ち上げているのが気になりました。
小泉純一郎といえば、国会で『人生いろいろ』とか人をケムに巻く答弁とか、自衛隊の海外派兵の時に『活動している地域非武装地帯』と言い切ったり…
小泉進次郎が大臣時代に海外で『環境問題をセクシーに対応する』みたいなことをいって、意味がわからないと言われたり…
キャッチーで一見ちゃんとしたことを言っているようで、わかりやすく親しみやすいし、嘘は言っていない(?)ということで、この著者の目指している方向性を示しているのかなあと思ったりしました。
多少の皮肉もありますが、確かに日本的な広告代理店的な最適解として、小泉親子の言説があるのだろうなあという新たな気付きが得られるし、色んなことに転用できる方法論などもあり参考になりました。
色んな講座や学校などで、ライティングについて教えているとのことで、効果のあったことを書いているのだと感じました。
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761273248/