『百観音明治寺(中野区 2024年9月上旬)〜子どもたちの遊び場と歴史が交差する、沼袋の百観音明治寺
用事で西武新宿線の沼袋駅に行った際、駅から少し歩いたところにある百観音明治寺に立ち寄りました。
その日の朝は、晴天ながら暑さが控えめで過ごしやすい天気でした。お寺の横にある公園では、近所の子どもたちが連れ立って遊んでいて、駆けっこの後、ベンチに座って楽しそうにおやつを食べている光景が広がっていました。子どもたちが境内で遊び、おやつを楽しむ姿は、どこか昭和の原風景を思わせるものがありました。
お寺の境内には、百観音の名の由来ともなっている観音像が並ぶ柵付きの庭園がありました。テニスコート一面より少し広い敷地に、様々な石でできた観音像が30体以上並んでおり、どれも良い感じに苔むしていました。柵の内側では撮影禁止でしたが、外から写真を撮った後、柵の中に入りゆっくり観音像を眺めてきました。
こうしたお寺や神社がその町の歴史や記憶を残し、地域の人々の憩いの場として機能している場所は、良い地域だと感じました。
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