質問030:リターンの確率は90%以上!
回答
▶「複利」の効果でどんどん上達
ゲームで試して、早々に成果があったようで何よりです。
特にリターンの返球成功確率が90パーセント以上というスタッツは、ハイアベレージですね。
そうして調子が上向くと、どんどん好循環のサイクルが回り始め、いい方向へと一気に向かい始めます。
こちらで述べているツキは人に話せば、脳科学的にもどんどんツクようなもの。
あるいは20世紀最高の物理学者と評されるアルベルト・アインシュタインが「人類最大の発明」といった「複利」みたいな効果で、開花した才能に経験が上積みされて、さらに才能が雪ダルマのごとく肥大するイメージです。
その調子でしばらく続けてみてください。
▶「ンガァァァァー!」
確かにあります、ノッてくると。
ラファエル・ナダルなども、序盤は物静かにプレーし始めたとしても、ノッてくると、競ってくると、それに伴い発声がパワフルになります。
「流れなんてない」という人もいますが、あります。
それに乗るのです。
▶武道の発声は「テクニック」
「セイ!」
「ヤー!」
武道の「掛け声」「声出し」なども、精神的な意味合いが強い印象かもしれませんけれども、実はリズム、タイミングを得るための効果的な手段でもあるのです。
つまり、「テクニック」なのです。
陸上競技の砲丸投げやハンマー投げなどの投擲種目では、リリースする瞬間に「ンガァァァァー!」と叫びますね。
あれも力を発散するとともに、リリースするタイミングを発声により、ジャストでアジャストさせています。
▶投げたあとに叫ぶそのわけは?
あるいはリリース後に叫んだりするわけをご存じでしょうか?
あれは、投げ抜くまで力を弱めない措置。
https://youtu.be/SD7IFGJcXXs
どこかでも述べましたが、100メートル走のゴール地点を、その先に設定するような工夫なのです。
100メートルのゴールテープ地点にゴールを設定すると、そこで走力が弱ってしまいます。
その先にゴールを設定して「走り抜ける」と、最速のスプリントがかないます。
▶テニス界の「禁じ手」
テニスでは、モニカ・セレスやマリア・シャラポワらによるうなり声「グラウディング」は、対戦相手から抗議が来るほどの「禁じ手」。
「禁じ手」というと、藤波辰巳のドラゴンスープレックスを彷彿させます。
こちらで述べているように、自分の中にあたかも「怪物」を育てるようなものです。
ただしまだ、「棒立ちのフォーム」になっていると、気づいて(意識して)いらっしゃいます。
フォームを本当に意識しなくなると、換言すればボールに集中すると、棒立ちになっているかどうか、いい加減に突っ立ているのかも、分かりません。
そのための発声です。
なかには「グラウディング」は、相手選手への意図的な妨害行為だと避難する人もいますが、セレスやシャラポワが、あるいはナダルが、そんなセコイ真似するはずないじゃないですか。
効果があるんですよ。
威力が増す。
スピードが出る。
タイミングが合う。
コントロールが効く。
絶大な効果が。
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