続 球速を上げるにはどうすればいいか
球威=スイングスピード×インパクトの強さ
テニスはフィジカルが多くを占めるスポーツです。チャンスボールが来た。アタックをかける。そんなとき一定以上の球速がやはり必要です。仮にストレート攻撃しても、相手の反応の範囲内なら拾われてしまいます。
日本のテニス選手は技術レベルは非常に高いものがあります。惜しむらくはフィニッシュの球威が少し足りず、相手の対応の範囲内で収まってしまい、拾われてしまいます。
じゃあどうするのか?
まずは押すようなスイングをして相手の球威に打ち負けない打ち方をしましょう。
それでもまだ球威が足りなければ
筋トレです。筋力は筋力でも関節の筋力を鍛えます。つまり関節力です。できるだけリアリティーのある筋トレが望ましいです。球をヒットしたとき、打ち負けないようにこらえるために必要な筋力=関節力を鍛えて、インパクトの瞬間出来るだけ力が逃げないようにしましょう。
それでもまだ球威が足りなければ
ライジングです。前傾姿勢で一番相手の球威をこらえやすい態勢で、ストレート攻撃、ダウンザラインです。
日本のテニス選手はライジングマスターになる必要があります。いつもライジングで打つ必要はありませんが、球威が必要とされるここぞという場面ではライジングで打つことが望ましいでしょう。