心がキュン💞となる永遠のロマンティックコメディ映画ALL TIME MY BEST10💛~映画と共に生きる人生 Vol.1
今日から映画にまつわる新シリーズを連載し始めようと思います!
今まで3500作品以上映画を観てきて
この作品は本当に良かったなぁと思う映画を
ジャンル別や年代別でALL TIME MY BEST 10として
紹介していこうと思います。
まず第一弾は私が映画で生きようと志した原点のジャンルでもある
「ロマンティックコメディ」です!
では、早速どうぞ!
心がキュン💞となる永遠のロマンティックコメディ映画 ALL TIME MY BEST10💛
1. 恋人たちの予感(1989)
【レビュー記事】
私の映画人生の原点作品で
今も尚、心にずっと居続ける映画だ。
映画「恋人たちの予感」 は史上最高のロマンティックコメディ💫男女の友情は本当に成立するか?
この作品のメグ・ライアンが、私にとって初めてのロマコメ・ヒロインであり、ある意味、女性の理想像として10代ずっと君臨してきた。
正直、その後の恋愛観にかなり影響されて生きてきた。
この作品は、離婚して傷ついていたロブライナー監督と女友達作家ノーラエフロンが紡ぎあげた作品。
テーマは男女の友情と恋愛。
男と女の間には、’セックス’が邪魔をして友達関係は成り立つか、成り立たないか? というもの。
このテーマだけで何時間も語れると思う。
私にも大学時代から続く女友達がいるが、2人はなんでも語り合える親友と言える。
ただ、その長きに渡る友情の中にセクシーな瞬間が全く無かったかと言えば、嘘になろう。
でも一線を超えたら恋愛に移行したか、もしくは距離ができてしまったかもしれない。
レビューの続きはこちらの記事をどうぞ☺️
2. ザ・エージェント(1997)
【レビュー】
この映画は、私が映画業界に入るきっかけをくれた作品だ。
そして大好きな俳優トム・クルーズがアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされ、心を揺さぶる名演を見せている。
志を持ってスポーツ・エージェントの大企業で働くジェリー(トム・クルーズ)が企業の横暴なやり方に異議を唱え、真夜中書き上げたミッションステートメントを社内中に配ったら、クビになってしまい、婚約者にも振られてしまう。
そんなドン底から再起を賭けて起業する彼は、我儘な黒人アメフト選手との友情(キューバ・グッティング・Jr.が最高でアカデミー賞助演男優賞受賞!)や、唯一ジェリーの提案書に感動してついてきてくれたシングルマザーのドロシーとの絆を通して、ただ闇雲に成功を目指していた彼の生き方が大きく変わり始める。
この映画は本当に名セリフが多くて、有名な「ショーミーザーマネー!」とジェリーが叫ぶコミカルなシーンだけでなく、「You complete me.(君が僕を完全にする)」という台詞を、本当に人を愛したことの無かった彼がレニー・ゼルウィガー扮するドロシーに心から伝えるシーンは感動させられる。
ロマンティックコメディとしても最高だが、どん底から人生を再起させて、人と人との心の絆に熱くなり、最後は晴れやかな感動まで連れて行ってくれる最高なヒューマン映画でもある。
人生にとって大切なモノって何だろう。成功とは?幸せとは?という普遍的な問いも投げかけ、この作品が届けてくれるアンサーはとても心地の良い余韻を感じさせてくれる映画だ。
私は劇場で3回この映画を観て、当時新卒で入ったTSUTAYA運営のCCCという会社で直営店の恵比寿ガーデンプレイス店で夜8時から朝8時まで遅番で働いていたのだけどこの映画を観た日に、人の心を揺さぶる映画作家を目指そうと、真夜中店内を掃除しながら心に誓ったのを昨日のことのように思い出す。
そんな私にとって特別な、人生を変えた一作だ。
3. 天使のくれた時間(2000)
【レビュー記事】
切なさが心のど真ん中を貫くラストが忘れられない。
寒くなると必ず見たくなる最高の映画だ。
「天使のくれた時間」は一度だけの人生の選択を考えさせられる史上最高のヒューマン&ロマンス&ファミリー映画‼️
もしあの時、YESとこたえていたら?
もしあの時、別の選択をしていたら?
今、ふたりはどうなっていたのだろう。
名作「素晴らしき哉、人生!」を大胆にアレンジした作品だけど、私にとっては名作を超えてかなり人生に影響を与えた大切な映画の一本。
ウォール街で成功しフェラーリを乗り回し超高級マンションのペントハウスに住んでいるニコラスケイジが体験するもう一つの世界。
それは13年前に恋人のティアレオーニと結婚しニュージャージー郊外でタイヤのセールスをして2人の子供を養う平凡な生活。
あまりの生活格差に愕然とし、娘にパパではない宇宙人と疑われながら 笑 13年前に置き去りにしていた人を、人生を愛する感情を思い出していく。
そしてティアレオーニが彼の愛を信じた恋人、もう一つの人生では美しく聡明な妻ケイトとして扮しているが最高に素敵だ✨
「私の人生でたしかなものはあなたと子供たちだけ」彼女の迷いのない吐露に人生の根幹が揺らいでいく。
でもこれはもう一つの世界。
途中、ニコラスケイジが自分の知らない、自分たちの結婚式パーティのホームビデオを眺める。
和やかな雰囲気の中、もう1人の知らない自分が皆に囃されて彼女に歌を歌い始める。
♪La La La La La La La La La ~♪means, I love you~♪
最初は笑いながら観ているが、あまりにストレートに愛を捧げる彼の熱唱に、段々と顔つきが変わってくる。2度と来ないかけがえの無い瞬間。幸せの絶頂で破顔する自分。ただ、そこにいる自分は自分では無い。
言葉をなくしたニコラスケイジの表情がたまらなく深く心を揺さぶる。
そして、クライマックスの切ない余韻に人生の限りある時間の切なさと愛おしさを噛みしめる。
この物語は決して社会的成功か家族との幸せかという二律背反を唱える映画では無いと思う。
心の奥底がキューンと締め付けられるような懐かしくて温かい感情を呼び起こし、一度きりの人生で自分が愛する大切な人や好きなことを悔いなく選択することの重みを痛切に感じさせてくれる映画だ。
人生を左右する瞬間は誰にでもある。
この映画は、死ぬ前に湧き上がる感情を、これ無くしてはきっと後悔するという大切な何かを発見するきっかけを与えてくれる。
人は時に先行きの見えない不安に包まれて、“天使のくれた時間”を見出すことが難しい時もある。
でも流れていく人生の中で、一度しっかり立ち止まって、今までしてきた選択、これからしていく選択を心静かに考えるきっかけにこの映画はなるかもしれない。
不安、恐れ、怒り、見栄、恥、常識、人目、思い込み、、一つ一つ自分にまとわりついたものを削ぎ落として最後に残るものは何だろう?
全ての人にとって形は違えど、なんらかの愛。
それが発見できたらほんと生きてるだけで丸もうけ。苦しい時こそ全てはそこから始めたい。
人生で大切なもの。健康と家族との幸せ。今まで以上に愛を惜しみなく生きていきたい。
そしてこの地球🌏でこの人生を大切に味わい尽くそう。
最後は、この映画でパパを宇宙人だと思った娘が呟く名セリフで締めようと思う。
今後ともにどうぞよろしくお願いします✨☺️✨
4. ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995)
【レビュー記事】
この映画は、私の生涯の5本の指に入る恋愛映画だ。
映画「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」に導かれた出逢いと恋と運命と。
この映画は、私の生涯の3本の指に入る恋愛映画。
そして、リチャード・リンクレイターはロマンティックコメディを紡ぐ天才だと思う。
また、この作品のイーサン・ホークこそ、私の中のイーサン像だ。それは今でも変わらない。
この作品のジュリー・デルピーもまた、私のフランス女性像の代表となった。フォトジェニックでありつつ、色気とコケティッシュさが合わさった彼女の表情には目が奪われる瞬間がいくつもある。ソルボンヌ大学で文学を専攻する才女のパリジェンヌという役柄もいかにもでぴったり。
彼女が扮するセリーヌは祖母の見舞いの帰り、ブダペストからパリに向かう列車の中で、アメリカ人の新聞記者と出会う。
そう、彼がイーサン・ホーク扮するジェシー。2人は近くのドイツ人夫婦の喧嘩に逃れて列車のレストランで向かうが、その時に共犯感覚は始まっている。
話し始めると止まらない。
自分のこと、仕事のこと、家族のこと、幼き日々の思い出、、彼女が降りるウィーンの駅についても2人の会話が終わらない。
男女が恋に落ちる前。
そこには必ず、出逢いがある。
その出逢いに奇跡や運命を感じるかどうか、そんな奇跡を信じてもいいのではないか、と思える素敵な映画だ。
SNS時代にこうした出逢いの純度が失われている今だからこそ、この映画の出逢いのモーメントはよりビビッドに伝わってくる。
出逢ってまもなくわかるのは、相性がいいのか、気が合うのか、だ。
もちろん全然気が合わないけど、後々あってくるとか、体の相性は、、とかそういったことは置いておいて 笑
出逢いの30分位で気が合うか合わないかどちらに転ぶか、内心では気づいていることが多いような気がする。
それを踏み越えて付き合って、何度目かに向かった初ディズニーランドのデートで待ち時間にまったく話がもたず、相性の無さに気づいてしまうカップルが後を絶たない 笑
ディズニー待ち時間の悲劇である。
相性第一に考えるより、外見第一に考えてしまいがちな恋愛初期において、この当たり前の相性って奴は実は見落としがちな点。
つまり、気の合わないイケメン(美女)と恋愛してもつまらないということ。
性格がきつ過ぎる美女と付き合う気苦労ったら(回想)まあ、Instagramで自慢できる喜びはあるかもしれない 笑
そこでジェシーとセリーヌの場合、話は弾む弾む。
別れたくない、もっと話していたい、、
2人の心がそう思えばどうするか。
ジェシーが「明日の朝まで14時間一緒に街を歩かないか」と言うと、セリーヌは返事するより早く荷物を持って一緒に列車を降りる。
これが直感の分岐点。
初夏のウィーンも美しい。
緑と日差しが溢れ、その初めての街を会ったばかりの2人が歩く。
石畳の道に教会や美術館に寺院、観覧車、、街並みの景色が昼から夕方、夜へと移りゆく美しさ。
そしてカフェで語り、占い師に声を掛けられ、セリーヌ(デルピー)に「あなたは心の冒険家」とつぶやく。
会話はどこまでも続く。
終わったばかりの互いの辛い恋や何気ないことまで、そして、14時間の終わりが近づいて、、
「最高の夜、大切な夜のために」と乾杯。
もうその後のことは蛇足だろう。
エンディングの夜明けまでの一連のシークエンスは非の打ち所がない。
ずっと話してる2人に凄い台詞がある。
「10年か20年後、結婚して情熱を失った時、きっとこの日のことを思い出し、何も失っていない自分を発見するだろうね」
その後の続編「ビフォア・サンセット」(9年後)と「ビフォア・ミッドナイト」(18年後)もう予見してたのか、、深い。
私は大学4年の時、ある女性との初デートの前日、家でこの映画を観ていた。
好きな映画だったし、こんな意気投合してデートが進んだら素敵だなと思って 笑
初デートの日、会話は止まらなかった。
朝までお互いのことを語り続けて、そして付き合うことになった。
5年後に結婚して
今年、結婚20周年になった。
全てはこの映画から始まった。
映画は人生を変える。
5. アバウトタイム 愛おしい時間について(2014)
【レビュー】
ここ10年で一番好きな女優は誰と聴かれればレイチェル・マクアダムスと答えるだろう。
そして本作はレイチェル作品の中でも、ベストオブベストのキュートさ。
それは出逢いの時、付き合っている時、結婚して、子供ができて、ずっとキュート!
冒頭ひと夏の初恋、マーゴット・ロビーのセクシーさとその後のレイチェル・マクアダムスのキュートさの対照性もキャスティングの妙。
ただ、ストーリーとしてはティムのやりたい放題(笑)
タイムトラベルの乱用とはこのことで、ティムやり過ぎ、甘えすぎ、ズル過ぎ、なところは否めない。
途中、妹の不幸を救うために過去に戻り修正し、今に戻ったら自分の娘が息子になっていた(赤ちゃんが変わっていた)のにはゾッとしたが、その反省、、君、遅いね。
私もタイムスリップしてやり直したいことあるが、次男が生まれた18年前以降は絶対戻らないとしてもその後でも、彼の今回しかない成長を無にはできないから、きっと戻らない。
そしてタイムトラベルのルールづけも甘い。父と子供時代のかなり過去に戻って、戻ってくるとかって今までのルールご破算?みたいな。
確かにティムのタイムトラベル乱用とルール無用ななんでもあり感で「今を精一杯生きる」というテーマを軽くさせているようにも思えるけど、
リチャード・カーティスの語り口に、それでも許してしまう魅力にこの作品は満ちている。
冒頭の海辺のシーンや土砂降りの中の結婚式、父との語らいのシーン、と人生のモーメントを美しく切り取っている。
「フォーウェディング」や「ラブ・アクチュアリー」の時を思い出すシーンも多く、本当に、この人は珠玉のシーン、ユーモアのあるキャラクター、粋なセリフを散りばめる天才。日本にここまでの映画作家いるかな?
恋愛映画のようでいて、家族と人生をとりまくヒューマンドラマの様相が強い。父役のビル・ナイも最高だが、彼もタイムトラベル乱用し過ぎ(笑)
ビル・ナイが息子に残した言葉で、そうだよな、と思ったのは
「1日を過ごして、もう1度だけ、その1日を繰り返すと、緊張と不安で気づかなかった人生の素晴らしさに気づく」
といって実感するシークエンス。
現実には我々はそれはできないけれどこの1日がかけがえのない奇跡の1日で仮に人生最後の日のつもりで生きたら
不必要に恐れもせず、笑顔で、ユーモアを振りまき、感謝して、最高の1日にしようと思える。
それくらい大きく、大胆に、余裕をもって奇跡の1日を味わって1日1日生きていきたいと思った。
でも結局のところヒロインの魅力によって全てを許してその年の1番の作品となったというのが正直なところかな 笑
6. 50回目のファーストキス(2005)
【レビュー】
大好きなハワイが舞台で陽気な気分で観られて、ドリュー・バリモアが一日で記憶が消えてしまうけれど健気で明るいヒロインで、アダム・サンドラーがいつもよりクドくないプレイボーイで、ドリューのお父さんと弟が愛に包まれていてグッときて、そして、ラストシーンのトーンが大好き💕
やっぱりこの作品は、私の好きなオールタイム・ロマンティックコメディ10本の1本に入る。
軽い気持ちがやがて、本当に人を愛することの素晴らしさに変わっていき、それが本当に心に沁みるから。
どの作品も何度観ても、飽きない✨
たとえ自分のことを忘れ去られてしまっても、、
何度でも、何度でも、何度でも、何度でも、恋をして、思い出してもらえるよう、トライする。
そんな人を想うことの大切さ・強さを思い出させてくれる映画だ。
そして、この作品のドリュー・バリモアは彼女の作品群の中でも抜きんでたキュートさとピュアネスに満ちていて、心にぱっと花を咲かせてくれるよう。
ハワイが舞台の作品の中でもアロハスピリットに満ちたとても素敵な作品だと思う✨☺️✨
7. アニーホール(1977)
【レビュー】
記念すべき第50回アカデミー作品賞受賞作品✨
ウディアレンがウディアレンである所以がぎっしり詰まり、彼の才気が凝縮している作品だ。
これほどアカデミー作品賞に似つかわしくない作品も無いが、噛めば噛むほど味が出る人間の悲喜交々が見事に描かれた人間洞察が冴えまくった快作。
そして何より魅力なのはウディアレンとダイアンキートンの相性の良さが抜群なこと。
個性的はファッションも映えるダイアンキートンの軽妙洒脱でチャーミングな台詞回しは好きにならずにいられない。「ゴッドファーザー」にも出ているが彼女はこちらが彼女の真骨頂で見事アカデミー主演女優賞に輝いた。
本作はコメディ作品史上、唯一のアカデミー作品賞受賞と言われているが果たして本作はコメディの域に止まらない。
男女の視点の違い、人生のアイロニー、恋愛のときめき、ピーク、倦怠、別れ、夢と現実、LAとNY、生きる切なさ、やるせなさ、生きることと死ぬこと、そしてささやかな希望。
この作品にインスパイアされて傑作ロマコメの「恋人たちの予感」やビフォア3部作が生まれていく。
残りの人生で何度も見直すことでしょう☺️
8. アパートの鍵貸します(1960)
【レビュー】
1960年アカデミー賞作品賞受賞👑
私的にはロマコメNo.1コンビがこの2人。
シャーリーマクレーンとジャックレモンだ。
この2人の対象的だがピタッと息の合うやりとりは何度見ても最高。
ジャックレモンは出世のために自分のアパートの部屋を上司の情事に提供するサラリーマン。そんな彼が密かに想いを寄せるエレベーターガールがシャーリーマクレーン。だけど実は上司の愛人で、、、
要素は不倫、出世競争、自殺未遂と言った暗いテーマがあるのになぜか暗くなり過ぎず絶妙なペーソスとユーモアが滲み出る。
テニスラケットをざる代わりに料理したり、会社を行き交う鍵や割れたコンパクトといった小道具をうまく活かした伏線とそしてビリーワイルダーの素晴らしい脚本と台詞。
人生の幸せの意味をじわっと感じさせてくれる。
アカデミー賞作品賞を取ったロマコメはたった3作品。或る夜の出来事、アニーホール、そしてアパートの鍵貸します。
この3作に共通するのは、脚本と台詞の素晴らしさとメインの2人の抜群の相性。
そして中でも本作は、暗く閉塞感のある世の中でも夢を持ち続ける大切さと幸せの味わいが余韻として残る名作だと思う。
こんな作品から「サンセット大通り」のような傑作サスペンスまで取ってしまうビリーワイルダーは本当に不世出の天才だ。
9. プラダを着た悪魔(2006)
【レビュー】
面白い映画っていつ観ても面白い✨
たまに観たくなるのだけど、軽快なお仕事ものの映画でNo.1によくできた映画だと思う。ロマコメジャンルにしては恋愛要素は薄めだけど、観ているとドキドキワクワクするトキメキに溢れた映画だ。
この映画を思い出すと、瞬時に主題歌が脳内に流れて、テンション上がる冒頭からのスピード感もgood!
アン・ハサウェイとメリル・ストリープのやり取りも最高で、奇跡のコラボレーションってあるものですね!
それにしても、ちょっと意地悪な役のエミリー・ブラントが、後日大スターになるとはこの時、予想できませんでした😂
10.Shall We ダンス?(1996)
【レビュー】
ロマコメ映画で唯一マイベスト10に入った日本映画!
それにしても、役所広司は現在、日本映画俳優で演技力と存在感でNo.1だと思う。
最優秀演技賞を総なめしたのは、近年では「孤浪の血」があるが、少し昔は「うなぎ」と「Shall we ダンス?」ちなみにその間、日本アカデミー優秀主演男優賞は16回も取っている。
本作では疲れた中年サラリーマンの悲哀と希望を情けなくもコミカルに演じていて、もはや「孤浪の血」のヤクザや山本五十六とは同一人物には思えない。
彼がおずおずと社交ダンスの世界に入り込むトキメキ✨
下心を呼んだ草刈民代の凛としたヒロイン感と、周防監督作品ではおなじみの飛び道具キャラクターの竹中直人もやはり面白い😂
そして耳について離れないシャールゥイダンスの音楽♪
ボールルームの美しい空間と映像センスもいい✨
やはり周防監督は脚本もうまいのだけど映画的センスが抜群。
そこが映画が舞台を超えない三谷幸喜さんが周防監督に敵わないところ。
周防監督は特に「ファンシーダンス」と「しこふんじゃった。」と本作のヒューマンコメディ初期3作が大好きだ。
以上が、ロマコメ映画のオールタイムマイベスト10です!
この10作品はどの作品も何度見返しても心の奥をキュンとさせてくれる。
まさに永遠のロマンティックコメディ!
皆さまも未見の作品があれば是非!
昔見たことがあって、再び見たくなったらまた是非再見を!
きっと新たな発見と喜びがあるはずです。
映画と共に歩む人生はより素敵に華やかになります。
では、また次の映画で逢いましょう✨