ベンチ100kgの価値
どうもニートです。大学生なんて準ニートですよね。それはおいておいてベンチ100kgは誰でも上がるよという言説とベンチ100kgの価値について綴りたいと思います。
ベンチ100kgって聞くとこいつは化け物か?ってなりますよね。実際、僕も高校時代、某クラスメイトが100kgあげたと聞いて絶対的に力が強い!って思ってました。
でも一方でベンチ100kg挙げた人は誰でもあがるよと口々に言います。では、ベンチ100kgの価値はどこにあるのでしょうか?誰でも挙げられる重量、実績に価値があるんでしょうか?このベンチ100kgの価値をベンチ100kgあげるのに必要な労力と困難から考えて行きます。
男なら誰でも100kgあがる?
ベンチ100kgは正直なところ男性であれば続けていけば誰でもあげられる数字です。これは小中高ガリガリで非力で身長170体重50kg台だった僕が挙げたので断言できます。
才能のある人の場合
誰でもいける潜在力は持っていますし、筋トレ初めて早くて半年くらいでベンチ100kgあがる人もいるのでそんなに大変じゃない数字です。正直才能がある人はかなりちょろい数字です。 この才能がある人を具体的にいうと、小学校の頃クラスで運動神経抜群で力が強かったやつtop2~3です。この辺は半年でクリアできます。となると尚更ベンチ100kgに価値を見いだせなくなります。
凡人の場合
上記のtop3以外の人たち(1クラス男子20人いたとして17人)は筋トレを元々してた場合を除いて、一年以上かかると思います。これがベンチ100kgの価値を生み出すものであると私は考えます。ベンチ100kgの価値は、継続性というところにあるということです。
1年継続できるか?
断言します。1年何かを継続することは難しいです。ここでいう継続とは50点以上のクオリティでほぼ1年間同じことに取り組み続けるということです。
しかもこれは受験勉強とは違って期限が決まっているわけでもなく、義務でもないので、自分がどこかで辞めてしまっても別に良いものなんです。誰にもこれで成果を出すことを求められてるわけでもないです。それが淡々とできるかってことです。
幸い僕は筋トレが楽しいと思えたので良かったですが、そうじゃない人からしたら100kgという途方もない数字を前にいつしか他のことに興味がうつり、達成されずにいるのです。実際筋トレをはじめて1年間続く人は1%しかいないことがそれを表しています。
ベンチ100kgを挙げるまでの困難
ここまで偉そうに1年継続することの難しさを言ってましたが、1年くらい続けられるわ!歯磨き毎日やっとるわ!っていう人がいると思います。
ベンチ100kg舐めんなって話です。まず最初の40kg~60kgここまではすぐにいきます。ただそこから70kgの壁、80kgの壁、90kgの壁、100kgの壁があります。僕はこの壁全てにぶつかりベンチ100kgまで、2年以上かかりましたが、壁にぶち当たったり、停滞すると人によってはフェイドアウトしてしまうと思います。この苦境を乗り越える力も継続性と共にベンチ100kgの価値になります。
ベンチ100kgの凄さは実績ではない
上記の通りベンチ100kgの凄さはその重さではありません。正直才能のある人のベンチ100kgも自分にはそこまで価値のあるものだとは思えないです。
普通の人、凡人が挙げる100kgには、歴史が詰まっており、その人の継続性、困難を乗り越える力、人によっては技術やトレーニングプログラムを作ったりする、計画性や試行錯誤して正解を導きだそうとする、問題解決能力が見られ、凄いなっておもうわけです。
ここまで綴って何がいいたいかっていうとベンチたのしい!以上。