人の身体は置かれた状況に順応していく

おはようございます。
今日は朝ヨガの後に、そのままnoteを書いてみています。


人の身体は置かれた状況にどんどん順応していく。
良くも悪くも。


このことを最近つくづく感じる。

朝ヨガについては、実は昨年の6月くらいからやっている。
最初は朝6:00～6:30までの30分間。
このお誘いを頂いた時は「こんな早朝にできるのかなぁ。でも習慣になったら絶対に良いし、やってみよう。」という感覚だった。

しかし、そこから段々と参加回数が減り、実家の家族状況とか自身の婦人科の通院とか気になることがだんだんと増え、いつしか優先順位がさがってしまっていた。
参加回数が減ることで、久々に出た時に「自分にはまだレベルが高いレッスンだ」という印象をもってしまい、朝ヨガの時間も5:45～6:30と45分になりより早起きのハードルもあがった。
今は身体が不安定なんだから仕方ない、と休会しようと思ったこともあった。このように朝ヨガをやらない理由を心の中で述べるようになっていたのである。

でもなんか辞めたくなかった。
これはもう、なんとなく踏みとどまったというしかないのだ。
なんならLINEで休会希望の旨の文章まで考えてたくらい。どっちに転んでもおかしくなかった。

本当に身体がヘルプしていたら休会していたと思う。
退会も休会もしないということは何かが「このままではだめだ」と私を思い留まらせているんだろうと感じ、師匠の後押しもあって一度本気になりきってみると決めた。

今日こうしてnoteに書いているのは、自分の身体に変化を感じ始めたから。
ヨガに出る、だけでなく生活を変え始めて約１週間。

朝５時半に起きる、だけでは私にとってはout of controlのことなので前日の過ごし方や夜のルーティーンなどの変更、そして家族への協力要請など、できるだけcontrollableな状況に近づけることで、やっとこさ毎日できる状況になってきた。
そして絶対無理だと思っていたポーズも、師匠の声掛けに従い、身体の向きとか姿勢とかを毎日ちょこちょこ探っていくことで昨日よりも苦しくない！感覚が芽生えてきた。傍から見たら多分変わってません(笑)
でもそこは気にする必要はないし、気にならなくなりました。

人の身体は不思議なものです。

ちょっと個人的な話になるけれど、闘病している父への面会を2週間に一度のペースで行っている。本当に人の身体は環境に素直で、こんなにもはっきり影響が出るのだとつくづく驚かされる。
陽の光を浴びるとか、寝返りを打つとか、日常何気なく行っている動作がいかに大切なのかということを実感させらる。

ちなみにいわゆる絶対安静（寝たきり）では、1週間に筋力の10%～15%が失われるらしい（年齢等にもよると思うが）。ずっと同じ体勢でいれば下になっている部分の皮膚は内出血は起こるし、圧迫されている部分の発毛も鈍くなる。しかも一度失った筋肉を取り戻すには何倍もの時間がかかるという。

本当に、人の身体は置かれた状況にどんどん順応していく。

「行動が変われば習慣が変わる」とよくいうけれど、
「身体の置かれた環境を変えれば、身体は素直に反応してくれる」と思う。
だけど素直が故に、『こっちの方向にいこうね～』と身体が迷わないように主人である私たちが導いてあげる必要がある。

身体はあなたがもっている大切な資産。

身体的な成長が成熟した私たちの身体も、まだまだ育てていける大切な資産として、土壌を耕しより強くしなやかにしていきましょう。

今日も読んで頂き、本当にありがとうございます。

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