【山の心得】~チェンスパ編~
こんにちは!!みーちゃんです!
タイトルの通り山の心得④と題して記事にしたいと思います。
本日は5月27日。。。ということで
この時期らしいネタにさせて頂きます。!
沖縄は梅雨入りしました。
ということで本州ももうそろそろ梅雨入りでしょうか。
統計上平均すると関東甲信越地方は6月7日とのことなので、
例年通りであればあと10日前後で梅雨入りする模様です。
梅雨明けに関しては統計上平均7月19日となるようなので、6月7日から計算すると約1か月半、梅雨のシーズンとなりそうですね。。。長い。。。
梅雨前の時期は山に駆け込む方も多いのではないでしょうか。
そろそろ暖かくなってきて北~南アルプス等の高山に登りたくてウズウズしている方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
そんな方々にも向けた記事となっておりますのでぜひご拝読下さい!
【山の心得④】~チェンスパ編~
今回もタイトルで9割を回収しているわけですが、
あなたはチェーンスパイクをお持ちでしょうか?
山にまだ慣れていない方へ、
そもそもチェーンスパイクとは?
チェーンスパイクは殆どのメーカーがゴムで靴に挟み込んで使用する形になっております。
チェーンスパイクの特徴
・構造と素材
チェーン部分:強力な金属チェーンで作られており、靴の底に装着することで安定感を提供します。
スパイク部分:硬い金属製の爪があり、氷や雪にしっかりと食い込むことで滑り止め効果を発揮します。
装着の容易さ
多くのチェーンスパイクは、靴の上から簡単に取り付けることができ、登山道の状況に応じて迅速に装着や取り外しが可能です。
軽量でコンパクト
チェーンスパイクは軽量であり、コンパクトに折りたたんで持ち運ぶことができます。これにより、バックパックのスペースを節約できます。
多用途性
冬季の登山だけでなく、凍結したトレイルや滑りやすい道を歩く際にも使用できます。登山以外にもハイキングやトレイルランニングなどで活用されています。
アイゼンとチェーンスパイクの違いは何か気になりませんか!?
それぞれの長所だけをまとめてみました。
チェーンスパイク
・安価で手に入れることが可能。
・軽量でコンパクト収納のため、持ち運びしやすい。
・簡単に設置が可能で、気軽に着脱が可能。
アイゼン
・高価な分強靭な金属フレームと鋭いスパイクの為安定感が高い。
・しっかりとした作りで深い雪、硬い氷、急な斜面など、厳しい条件下で使用。
・靴にガッチリ固定するため時間がかかるが、安定感がとても高く信頼性が高い。
「基本的に夏山しか登らないから持ってないよ!」
とか
「もう巷では30度近くまで上がるから山には持っていかないよ!」
と仰る方々がいらっしゃるかもしれませんが、
甘いです!!!
この時期こそ雪渓で滑落が非常に多い時期になります。
この時期になれば1000m以下の山であればもうチェーンスパイクは不要だと思います。
しかし、
春から夏に変わっていくこの時期、2000m級の山々などの高山では必須になります。
冬の間に積もった雪が解け始め、氷のようにガチガチなっており、とても危ないのです。
北アルプスではアイゼンがまだまだ手放せないレベルでしょう。
「残雪は無いだろう。」と、思っていても
安心感を持っていくという意味でもチェーンスパイクは携帯していきましょう!
ちなみに僕はモンベルさんのチェーンスパイクを使用してます!
他、BDさんなど有名なメーカーですと、下記の物があります。
・Black Diamond(ブラックダイヤモンド) アクセススパイク トラクションディバイス
色々なメーカーから出てますので一度探してみるといいでしょう。
もしチェーンスパやアイゼンを忘れてしまった場合は?
忘れた場合は先ずは引き返すことを視野に入れましょう。
進んでも問題ないと判断した場合の判断基準をまとめましたので、下記に従ってみて下さい。
1. 状況を評価する
まず、自分がいる場所やこれから行く道の状況を評価することが重要です。道が凍結しているか、雪が深いかなどの状況を確認し、無理はしないようにしましょう!
2. 安全なルートを選ぶ
凍結している道や急な斜面を避け、ルート変更など、安全なルートを選ぶようにします。積雪が少ない、もしくは氷が薄い場所を歩くことで滑りにくくなります!
3. トレッキングポールの使用
トレッキングポールを持っている場合、バランスを取るために活用します。ポールを使うことで滑りやすい地面でも安定して歩くことができます。
ポールのキャップは雪山仕様にするのが良いです。
4. 靴の工夫
靴のトレッドパターン(靴底の凹凸)がしっかりしていることを確認します。靴底に雪が詰まりにくいデザインのものや、ラバーソールがしっかりした靴を選ぶことも重要です!
5. 即席の滑り止め
チェーンスパイクの代用品として、即席の滑り止めを作る方法もあります。例として、靴紐に細いロープを巻きつけて摩擦を増やす、靴底にテープを貼るなどの工夫です。ただし、これらの方法は応急処置に過ぎないため、過信しないことがとても重要です。
6. グループで行動する
単独行動を避け、可能であればグループで行動します。仲間がいることでお互いにサポートし合い、安全性が向上します。声掛けをしっかり行いましょう。
まとめ
チェーンスパイクを忘れた場合は、無理をせず安全を最優先に考え、適切な対応を行うことが大切です。登山では計画と準備が重要であり、次回は必ず必要な装備を忘れないように注意しましょう。また、山岳保険への加入や緊急連絡手段の確保も重要です。
山道が凍っていた場合、登りより下山時の方が何倍も滑落の可能性が高くなるのが登山です。
登る前に「下山が可能か?」を同時に考えましょう!
おわりに
今回はちょうどこの時期として関わりが深く、命の危険性がある忘れ物。
「チェーンスパイク」に関して記事にしました。
数千円~1万円程度をケチって命を落とさないように十分気を付けて山に臨みましょう!
今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!
また次回もご拝読頂けると幸いです。!
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