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【山の心得】~パッキング編~

こんにちは!!みーちゃんです!

今回もタイトルの通り山の心得⑧と言う形で記事にしていきたいと思います。

と、その前に、
「自分の体調サイクル」
がだんだん分かってきた話がありまして。

どうやらどうやら 3週間サイクル てきなサイクルがあるようです。
3週間山に行かないと体の免疫が落ちて風邪をひきやすくなるようです。

と言うのも、登山を初めて約3年ですが、
初めてからほとんど風邪をひくことが無くなりました。

おそらく体の免疫が強くなり、多少のウイルス・細菌に対しては強くなったように感じています。

登山を始めてから毎度毎度風邪を引くのは長期間空けた時だけなので、有酸素運動が体の免疫を本当に強くしているんだと感じております。

そして今回「中」3週間空けて、本当に久々に風邪をひきました。。。
と言う訳で「魔の3週間サイクル」が僕の中にあることを認識しました。

そのような体のサイクルって感じたことありませんか?


【山の心得⑧】~パッキング編~

上記の通り、今回はパッキングの事に関して記事にしたいと思います。

パッキングとは??

「荷づくり」という意味で山の世界では、「ザック(リュック、バックパック)に荷物をつめる=パッキングをする」といった感じに使います。

山に行く際、パッキング方法に関してちゃんと計画を立てて行わないと、とても不快な山行になり、体力もとても削られます。実際の登山を想像しながら、正しい場所に必要な物をパッキングする必要があります。

正しい方法と間違っている方法で、同じ重さのザックでも全然体感が変わってきます。
パッキング方法の良し悪しで同じ重量のザックでも重く感じ、疲労感も倍増することもあります。

正しいパッキング方法を知り、体に負担をかけない方法を知っておくことはとても重要です。

まず、パッキング基礎を記事にさせて頂き、その後、僕のパターンを例としてご紹介いたします!

パッキングの基本的な知識

ザックの重心は体の重心に合わせるのが良いとされており、体の重心からザックの重心が外れれば外れるほど、ザックは体感の重みを増します。
なので、重量物はなるべく背中に近く、背中の中心に近い方が良いとされています。

また、ザックの格納位置は大きく4つにわけてパッキングしていくのが一般的です!
①上部
②背面外側
③背面付近
④下部
と大きく4つに分けて考えていきたいと思います。

①上部
肩より高い位置に重心がありますので、こちらに重量物を入れるのはあまりよろしくありません。
こちらの利点というのはなんと言っても取り出しやすさです。
なのでこちらには頻繁に扱うものや緊急性の高い物を主にパッキングします。サングラスや雨具、ファーストエイドキット、ヘッドライト、行動食などを入れると良いです。地図やコンパスも使用する方はこちらに入れた方が良いです。
個人的に、パッキングに余裕があれば(空間に余裕があること自体本来良くないのですが)薄手の雨具もこちらに入れることをお勧めします。

②背面外側
こちらは背面から離れている為、重量物を入れてしまうと背中から離れた場所に過重がかかることになり、ザックが非常に重く感じてしまいます。
なので、下部にはあまり使わないけど軽い物、上部には使用頻度の比較的高い軽い物をパッキングすると良いかと思います。
下部には衣類の入ったスタッフバックや防寒着、上部には雨具や食料をパッキングすると良いかと思います。

③背面付近
一番重量物を入れる場所になります。重心が一番乗る場所になり、重量物をこちらに入れることでザックが安定し、歩行も安定します。

登山では上半身を曲げることが多く、曲げた状態だとザックのちょうど中心が体の重心に乗るようになってます。
登山で重量のあるものと言えば、ウォーターパックやバーナー・コッヘル、燃料やテント等です。モバイルバッテリーもスタッフバッグに入れた後に背面付近に入れるようにしましょう。

④下部
ザックの最も底の部分、下部には比較的使用頻度の低い物をパッキングするようにしましょう。テントは重いので、なるべく背面側の下部に、他にはシュラフやマット、テントマットや予備のダウン等。テントをセッティングするまで使用しないような物は下部、重い物は背面側、軽い物は背面外側にパッキングを実施します。

パッキングのコツ

①100均の圧縮袋を使用!
100円ショップにトラベル用の圧縮袋が販売されており、中に衣類を入れた状態で手で空気を抜きながら丸めるとかなりコンパクトになります。こちらかなりおすすめです。防水効果もありますよ!

②パッキングキューブ
ジップロックで食料品は1食ごとや1日ごとに分けて置くと便利です!ジップロックに(1日目)などの表記をしておけば、何日分持ったのかわかりやすく、忘れ物防止に繋がります。

③ザックは自立する
パッキングの際、大体の物が縦長になると思いますが、全て縦に入れると効率よく入ると思います。下部から入れていくと思いますので、テントやマット、シュラフを最初に入れることになると思います。全てのザックに当てはまることではないですがパッキングがうまくいった場合はザックの下部が平らになってザックが自立する場合が多いです。
どんどん縦入れしていき、荷物の隙間隙間に押し込んでいくと土台ができあがって立ち上がるイメージでしょうか。

④パッキングリストを作成
パッキングは人によって持ち物が全く変わってきます。ベースとなるテントやテントポールなどは確かに変わりませんが、衣類や小物は個人に合った物がそれぞれありますので、「自分リスト」」としてエクセルやメモ帳で忘れないようにリストを作っておきましょう!
パッキングのたびに使用することで忘れ物がなくなる上に、経験を積んでいくとどんどん必要な物が増え、不要な物がリストから削られていくので、リストが洗練されていきます。リストには予備リストも作成すると良いです。
基本的なアイテム+予備リストとして作成すると良いでしょう。

行く山や時期・旅のスタイルによって持ち物が大きく変わりますので分けた方が無難です。

⑤サコッシュを別で持つのもあり
ザックとは別に、斜め掛けの小さいサコッシュなどを持つのもおススメです。サコッシュに地図やコンパス、簡単な行動食などを入れるのも良いです。

⑥コッヘルは一体型になるもので
燃料としてOD缶を使うことが多いかと思いますが、コッヘルの中にOD缶とバーナーがスタッキング出来る物を選びましょう。コッヘルの蓋がフライパンになって燃料もスタッキング出来るセット等も沢山売られております。

僕はプリムスのウルトラバーナーとライテックケトル&パンを使ってます。
中に250TサイズのOD缶とウルトラバーナーをスタックすることが可能です。

⑦意外に忘れちゃいけないもの
色々なサイトで持ち物の中にあまり記載されませんが、実は必要な物って結構あります。
・トイレットペーパー
・ウエットティッシュ
・ライター(バーナー付けるのに)
・ゴミ袋
・ボディシート(夏、泊まりの場合)
・サンダル
これらは忘れがちですが、ほぼ必需品なのでチェックしておきましょう。

⑧サイズの合ったザックを
大は小を兼ねるとはよく言いますが、ザックに関しては合ってるようで合ってません。日帰りで行く山なのに大きいザックを選ぶとザックの中で荷物が動いてしまい、体のバランスを崩し転倒に繋がります。また、数日にかけて縦走する山行なのに小さいザックに合わせて荷物を削りすぎると水分が足りなかったり食材が足りなかったり、携帯が充電できなくなったりと事故に繋がりますので都度山行に合わせたザックの選択が必要です。


僕の釣りキャンプ+縦走旅装備

2023年に鹿児島県屋久島にある宮之浦岳へ縦走に行って来ました。
その際2週間程、屋久島のキャンプ場で釣りをしたり、宮之浦岳縦走を行ってきましたのでその時の装備からパッキングを考えてみます!

持ち物

持ち物(ザック オスプレー イーサプラス70L)
①テント(カミナドーム2)
②テントマット+ポール
③シュラフ(モンベルダウンハガー800)
④シュラフカバー
⑤椅子(グラウンドチェア)
⑥マット(ウルトラライトマット)
⑦ファーストエイドキット(他常備薬、日焼け止め、体拭き)
⑧レインウェア(上下)
⑨ゲイター
⑩タープ
⑪タープポール
⑫コッヘル
⑬アルミローテーブル
⑭モバイルバッテリー
⑮LEDライト
⑯衣類(普段着4日分+登山着2日分)
⑰食料(宮之浦岳縦走分3日分)
⑱行動食(ドライフードやお菓子等)
⑲釣り竿(継の多く小さくたためるロッド)
⑳ルアー一式
㉑リール
㉒サンダル
㉓シャンプー・歯ブラシ類

パッキング位置

上記の様なパッキングになりました。
70Lのザックなので結構な量の荷物をパッキングする事が可能でした!
釣り竿(ロッド)だけは中に入れられないのでサイドストラップにカラビナを付けてロッドを固定しておりました。

このような形でパッキングしておりますので、少しでも皆様の参考になればと思います。

宮之浦岳の縦走計画&旅は下記Noteで以前記事にしておりますので、宜しければご覧ください(^^)/

YAMAPのレポートは下記になります。

という事で山の心得⑧は
「パッキング」
に関して記事に致しました。

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今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

宜しければスキ頂けると大変励みになりますのでよろしくお願いいたします!

YAMAP定期更新しております。是非ご覧ください!

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