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漬物の特徴

食べるメリットについて

現在注目度の高いぬか漬けは、腸内環境を整える乳酸菌や、ビタミンB1・カリウムが豊富に含まれる漬物です。 腸内環境を整えれば、便秘解消や免疫力アップ、ガン予防にも役立ちます。 また、ビタミンB1の効能で皮膚や粘膜の健康維持、そしてカリウムの効能で血圧の低下が期待できます。

体に良いについて

漬物は栄養素が多く含まれており、美容・健康にとてもおすすめです。 乳酸菌もたくさん含まれていますので、腸内環境も良くなり便秘気味の方にも効果が期待できることでしょう。 ですが食べ過ぎは塩分の摂りすぎになってしまいますので、適量を食べることを心がけましょう。

摂取量について

漬物は塩分が高いので毎食食べると1日の塩分摂取量を超えてしまいます。 なので、1日1食にしましょう。 日本WHO協会によると1日の塩分摂取量は5g以下が望ましいとしています。 厚生労働省が推奨している1日の塩分摂取量は6.5〜7.5gと表記されています。

食べ過ぎについて

お漬けものや梅干しは少量でもたくさんの塩分を含むため、食べ過ぎは禁物! あらかじめ小皿に取り分けるなどして、食べる量を調整しましょう。 お漬けものの中でも、比較的塩分が少ない白菜の浅漬けや野沢菜漬けを選ぶのも良いでしょう。

発ガン性について

焼き魚と漬物
漬物に含まれる亜硝酸塩と、焼き魚の焦げに含まれるジメチルアミンが結合すると、ニトロソアミンという発がん物質が生成されるとされています。

べったら漬けについて

べったら漬けには米麹が使われています。 米麹には腸内の善玉菌を増やす「麹菌」が含まれているため、腸内環境を整える働きをしてくれます。 さらに米麹には「消化酵素」も含まれているので、べったら漬けを食べることで便秘を解消できるともいわれています。

たくあんについて

干したくあんは食物繊維もたっぷり

食物繊維は消化が遅く、よく噛む必要があるため、食べ過ぎや過度の食欲を抑える効果があり、肥満予防にもつながります。 また、コレステロール値を下げる働きもあるため、動脈硬化や他の生活習慣病の予防にも役立ちます。

納豆について

ぬか漬け・漬物×納豆で乳酸菌を増やす!

腸内細菌のバランスを整えることで、整腸作用や健康増進効果があることが知られています。 そして、実は納豆菌と乳酸菌は、とても仲が良いのです。

塩漬けについて

野菜を塩漬けにすると浸透圧の働きで細胞から水分が出てきます。 この高い浸透圧が腐敗菌の活動を抑制し、保存性を高めます。 この野菜から水分が出てくることを原形質分離といい、野菜の細胞液の水分が浸出し腐敗菌も死滅するのです。 漬物は塩漬け以外にもさまざまな漬物がありますが、長期保存という観点では塩に勝るものはないようです。

血圧を下げる漬物について

きゅうりの香味浅漬け きゅうりは、カリウムなど血圧のコントロールに欠かせない成分を含む夏野菜。 カリウムは、ナトリウムとともに細胞の浸透圧を維持する働き、ナトリウムによる血圧上昇を抑制する働きがあります。 また、筋肉の収縮を円滑にし、腎臓で老廃物の排出を促すなど夏バテ予防にもなります。

向かない野菜について

ほとんどの野菜は漬けられます。 ごぼうやかぼちゃ、たけのこ、じゃがいもなどのかたい野菜は、一度ゆでてから漬ければ、えぐみもなくおいしくいただけます。 にがうりやチコリ、ねぎなどの苦みの強い野菜や、水分が多い大粒トマトや新玉ねぎは、あまりおすすめしません。

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