室井光広日録(16)
2006.1月11日(水)くもり、晴。庚子
山参りの行。予定通り、学生たちとハムレットを肉声でよむことができた。あと1回で全篇、了。
脱線話で学生に、十干十二支・陰陽五行について語る。
田中和生氏の永井荷風論(「三田文学」)を車中で読む。「今」「ここ」「私」について、何事かを記しつづける覚悟が。ジャーナリズムからできうる限り身を離して。
井上孝先生がはじめに面倒をみてくれた大磯の不動産屋から連絡があり、さいしょに見に行った物件の大家が、猫と一緒でもよいといってくれているとい