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9冊目:世界は分けてもわからない (福岡伸一)

■おススメしたいひと

・ちょっと仕事でお疲れのひと
・うつくしい文章に触れたいひと
・知らないことを知りたい欲が強いひと
・生命のうつくしさに感動したいひと

■読んだキッカケ

福岡伸一さんの著作を何かしら読んでみたかったので。

■お気に入りのフレーズ

タンパク質の合成ルートは1通しか存在しない。しかし、タンパク質を分解するルートは何通りも存在するのである。
消化は何のために行われるのか?小さく砕かないと吸収しにくいからです。
現象面だけを見るとこの答えでも間違いではない。が、消化の本当の意義は別のところにある。前の持ち主の情報を解体するため、消化は行われる。食物タンパク質は、それが動物性のものであれ、植物性のものであれ、もともといずれかの生物体の一部であったものだ。そこには持ち主固有の情報がアミノ酸配列として満載されている。

■この本について

タイトル:世界は分けてもわからない
発行年 :2009年7月
著者  :福岡伸一
出版社 :講談社現代新書


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