【仕事#6】カブトムシのパワー!
前回の記事の通り夏あたりに幼稚園の教育ものぞかせていただきました。
実は私幼稚園免許も持っています☺️
大学時代の友人のツテでのぞかせていただきました感謝!
今回は幼稚園見学で学んだ指導のあり方について
幼稚園は自発的に子供を動かそうとする仕組みづくりがすごかった!
カブトムシのもつ力、子供の知りたいという欲求はすごい!
前回のものをご覧になっていない方は⇩からどうぞ!
説明したい気持ちをグッと我慢!
見学時は夏でした。
幼稚園の先生は
「カブトムシに興味をもってもらおう」といったねらいをもっていました。
「カブトムシを図鑑を使って説明をして解説をして一から丁寧に指導!」
とやりたくなってしまいがちですがそこをグッと我慢!
子供が自然にカブトムシに興味をもってもらう工夫を考えていました。
では、どんな工夫をしていたのか
木に手作りカブトムシを設置?!
その幼稚園では木に先生方手作りのカブトムシ(模造紙やお菓子の箱で作っていました)を設置していました。
登園してきた園児はそれに気づくと大はしゃぎ!
今まで何もなかった木にカブトムシがいるから!
それを見ていた園児は「先生とって!」「見たい!みたい!」との声
先生がとってあげると次は
「いいな!俺も作りたい!」「みんなで作って飾ろうよ!」との声
そこで先生は声をかけました
「カブトムシ作ってみようか!」
何気なく作って飾ったカブトムシから(もちろん先生の意図があります)
自然にカブトムシに興味をもつようになりました
カブトムシの足ってどうなってるの?
いざ作り始めようとした時に子供たちから
「カブトムシの足って何本なの?」と言った声
子供たちはカブトムシの足が何本なのか、体のどこから足がでているのか知りませんでした。
その時ある子が気付きます。
「あそこにカブトムシの本たくさんある!!」
最初のカブトムシが飾られていた木のすぐ横に
昆虫シリーズの本がたくさんあったのです。
もちろんこれも先生が意図して置いておいたもの。
すると子供たちはどんどん自分から調べ始める!!
「こうなっているんだ!」「足って8本だと思ってた笑」など会話を初め
カブトムシの知識が増えていきます。
また、「羽の下ってどうなってるの?」
といった新たな疑問も生まれ、どんどん知識が増えていきました。
環境づくりから興味を引き出す
上記の流れは完全に教え込みではありませんよね
🙅カブトムシについて子供が興味もないのに図鑑で教える
🙆カブトムシに興味をもつよう環境を整える→自発的にカブトムシについて知っていく
前者はまさに今望まれていないスポーツ指導と同じだと考えます。
興味を引き出す(自発的に動かそうとする)工夫もなしに一方的に教え込む
後者は今後望まれていくスポーツ指導だと思います。
興味を引き立ててから子供達が自発的に考えてスポーツに取り組む
では、カブトムシの事例から最終的に子供達がどう変わっていったのかはまた次の記事で!