キン肉マン 第380話 機械の善悪‼の巻 ネタバレなし感想

ウォーズマンvsオニキスマンの締めくくりは「なるほど」な感じだったね。今回の「超神」編がこれまでのキン肉マンワールドのオールタイムの小ネタを使ってるから、機械の身体の善悪の話はウォーズマンの幼少期の経験が原点になるんだよね。
それは己が周囲からの冷たい待遇から来た「恥」に対する悪で、それがなければ違ったんだろうね。

そもそもの
機械=醜い
という発想は「ブラックジャック」で交通事故で義手になる少年のエピソードにあったやつと、デヴィッド・リンチ監督の『エレファントマン』から由来するものから来ている。
ごく最近で言えば、世間での「ユニークフェイス」にも近いかな。

結局、ウォーズマンの話は行き着くところは仮面の下の機械の顔に対する恥の概念なんだよね。
超人オリンピック決勝、夢の超人タッグトーナメント、完璧超人無限大数編のポーラマン戦とそれなりにウォーズマンの心の成長を見せてきた一面ではあるけど、やはりウォーズマンが気にする部分であり、しこりを持っている事柄になる。

今回はこれに対する回答であるようで、そこでまた“善”と“悪”の概念が生まれたから、余計にややこしくなったかも。

それにしても、このトラウマで苦しんでるのってウォーズマンだけだよね、機械超人では。それって幼少期の育った環境なんだろうけど、旧ソ連、環境劣悪なんだな。


今回のラストについては……………………
すぐには見せないでしょう。それが「超神」編の本題みたいだからね。


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