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TOHOシネマズ日比谷の杜撰な拾得物対応
今、さっきあった出来事。
TOHOシネマズ日比谷 スクリーン4『THE BATMAN-ザ・バットマン』IMAX 13時10分の回の終映直後の出来事。エンドロールが終わり、一番前の席に座ったボクは映画の余韻そこそこに、映画の雑記をしたためようと、右手を左胸のポケットにしまったスマホを手にしようとしたが、そのスマホがない。
胸ポケットが狭いので落としたかと考え、席周辺を探すが見当たらない。となると、劇場内のどこかで落としたか。ということで、劇場のチケットチェックの係員に訊くことに。背は170cm前後、細見年齢はアラサーの女性。早速、スマホの所在を訊く。ボクの立ち位置が悪いのか、壁際に居るように言われるが、スクリーン4の『THE BATMAN-ザ・バットマン』IMAX 13時10分の回が終わったばかりで、明らかに人の出が多い場所に案内され、まず、ここで不快感を感じた。
その間、女性のマイクホンで他の係員と連携を取るも、無情にも「スマホはない」という答えが帰ってくる。そうなると探す範囲を広げなければならない。先程の係員の女性が「落とし物センター」という単語を口にしたので、そこに行こうとするも電話をかけてからじゃないと行けないという。それはおかしい。普通、拾得物を一時的に預かっている場所が建物内にあるはずなので、再度女性に訊くが再び同じ答え。埒が明かないので、社員を呼んでもらう。
出てきたのは身長157cmぐらいのやや小柄な女性。年齢は係員の女性と同じぐらい。やはり、その「落とし物センター」に電話をするか、或いは、1階の受付に行ってほしい、と告げられる。一歩前進な回答をえて、1階に向かいながら、違う場所に置いた可能性があることが脳裏によぎった。
それは、日比谷シャンテとTOHOシネマズ シャンテの間にあるゴジラ像の周りに座るスペースがあり、そこで映画を見る前にサントリーの「ワインカフェ 赤ワインソーダ」を飲んでいた。ひょっとして、あの時、うっかりスマホを置き忘れたか? そう考え、件の場所に行くが、そこにはアラサー女子が二人座っていて、明らかにスマホはなかった。
『THE BATMAN-ザ・バットマン』は175分、つまり約3時間ある映画。これを見ている間に外に置き忘れたら、交番に届けられている可能性が高い。と考え、早速、数寄屋橋の交差点にある交番へ。
入り口に立っていた二十代後半の中肉中背のがっしりタイプの巡査にスマホの拾得物がここ3時間でなかったか伺う。するとすぐさまスマホの拾得物がなかった旨をボクに告げる。こういう交番の巡査は財布・スマホの落とし物はしっかり記憶してるから、届けられていないことに間違いはない。
そこで藁をもすがる策として、ボクは電話で自分のスマホにかけてみることにするものの、交番は電話を貸してくれず、軽く笑いながらあしらわれる。代わりに公衆電話を2箇所教えてもらう。1つは同じ通りの東京側に50mあるいた場所。もう1箇所はスクランブル交差点の向かい側にあるという。信号がちょうど青だったので、交差点向かい側の電話ボックスへ。
10円玉で自分のスマホにかける。すると、すぐに留守番電話サービスに切り替わる。お、これは…。つまり、スマホの電源を落としている。普段はあまり電源を落とさないが、落とすとすれば映画を見る前である。そう考え、再びTOHOシネマズ日比谷へ。
再度、TOHOシネマズ日比谷のチケットチェックに行き、先程応対した女性係員にもう一度訊くが、今度は直ぐに「ありません」と言われる。しかし、ボクは電源を落としたスマホのことを考え、スクリーン4の最前列をもう一度探して欲し、と頼む。すると、六角精児似の男性係員が調べに行く。あとから、ボクも一緒に行くように女性係員に言われる。
ボクがスクリーン4に入ろうとする手前で六角精児似の係員と合流。すると、手をゴソゴソさせボクのスマホを「ありました」と提示する。
そこからボクは怒りに満ち、
「どうなってるんだ!!」
と怒鳴りまくる。
そりゃそうだ。ここまでの間にちゃんと探さず、「ありません」という、このTOHOシネマズ日比谷に猛烈に腹を立てた。
「いったい、どういう探し方をしてるんだ!!」
ともかく、これ以上はどうにもならないし、単にボクがモンスタークレーマーになったという事実ばかりが残るので、
このnoteに記する次第にした。
そりゃ、持ち主であるボクもよく探せなかった、というのはある。
しかし、劇場なら、一度清掃をして、所定の位置を捜索したりするものだが、それが、
全くなかった。
これが、TOHOシネマズの、それも国内最大規模の映画館の対応である。
映画館のバイトに接客の質云々言っても仕方ない。
それでも、俺は映画館に行く。