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久石譲さんロンドン公演

ロンドンのRoyal Albert Hallで久石譲さんのコンサートを観てきた。音が奏でる春の芽吹きや躍動感にあの嬉しかった日のことを思い出したり、懐かしい日本の春夏秋冬を思ったり、鎮守の森のもののけを感じたり。

音楽の精霊のエネルギーを全身に浴び涙が溢れた。オーケストラってすべての楽器やパートを持つ人が主役なんだなと身に沁みて、なんだ人生も一緒だなと思った。

それにしても久石譲さんをはじめ、オーケストラの人々は人間でいてすでに人間を超えた何かになっていると感じた。チェロ奏者などは体の輪郭がぶわりと広がっていて(たぶんあれはオーラというものだと思う)巨大なまるでクリスマスキャロルにでてくるゴーストのようだった。

第二の指揮者とも呼ばれるティンパニ奏者にいたってはもう大地を守る神のようだった。次元が現実世界と違いすぎてあれはなんだろう?神々が楽器を演奏して音によって世界を創造しているような、崇高な光景だった。

本来の生き方に戻って行動する時である冥王星水瓶座時代の幕開けにふさわしい世界を観せていただいた。生きているうちに久石譲というとんでもない才能の世界に触れることができてよかった。

余韻にひたり遠回りした帰り道、ロンドンはクリスマスライトが眩しく深夜だというのに人々で賑わい車はずっと動かなかった。

Mid night London, Christmas Lights.
ロンドンは深夜0時
ロイヤルアルバートホール
大歓声







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MASAE
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