宮崎の鶏料理
まとめ
宮崎のブランド地鶏、「みやざき地頭鶏」。柔らかく、旨味が強い、
生で食べるたたき、甘酢、タルタルソース、揚げ鶏の三位一体、チキン南蛮、外は真っ黒だけどジューシーな鶏の炭焼き。
ブロイラーの産出量全国2位(2021年)、消費量全国4位(2020年)。
生産も盛んで鶏肉も多く消費する宮崎県。
鶏肉の食べ方も独自に発達していました。今回は、宮崎駅西口から徒歩7分のところにある、「枠仙」という人気店で鶏肉料理を味わいました。
みやざき地頭鶏
島津藩で飼育されてきた地頭鶏。献上されるほどの美味しさでしたが、天然記念物に指定されており、食べられません。そこで、宮崎県は、新たな宮崎のブランドの創出。そこで誕生したのが、「みやざき地頭鶏」。平飼いで広々と80日以上飼育されます。県が親鳥を管理し、指定の畜産家にしか、ひなを渡さないほどの徹底した管理体制。
柔らかく、旨味は強いのが特徴です。
郷土料理
鶏のたたき
鶏肉の表面をサッと炙って刺身にして食べます。薬味として玉ねぎ、にんにく、しょうがとともに。コリコリ食感が特徴。
鶏の生食は基本的にNGです。理由はカンピロバクターなど食中毒の原因となる細菌が新鮮な肉でも存在することがあるため。
YouTubeでたまに生食を試す動画がありますが、オススメできません。
しかし、宮崎県と鹿児島県だけは鶏の生食文化を守るため、独自の厳しい基準を守れば食べられます。例えば、使用器具の消毒、手洗いの徹底、冷却保存が定められてます。スーパーでも鳥刺しが売られているほど。
チキン南蛮
衣をつけて揚げた鶏肉、揚げたてを甘酢にサッと漬けて、タルタルソースをかけて食べる料理。全国的に知名度が高いです。発祥は延岡市。
魚の南蛮漬けをアップロードして完成したのがチキン南蛮。
衣が薄いため、甘酢の酸味、タルタルソースの食感という一体感が絶妙。
鶏が主役のチキン南蛮、人類が好む味。
鶏の炭焼き
炭火で一気に焼き上げる。表面が炭で真っ黒に染まった時が食べごろ。燻された炭の薫りも漂います。ジューシーで口の中に旨味が広がります。
オススメのお店
今回訪れたお店は、「枠仙」
予約必須の人気店。
酸味の効いた日向夏ジュースがオススメ。特にチキン南蛮との相性は至高。
チキン南蛮の三杯酢の酸味と一体になって脂をすっきり流せ、口の中がリセットされます。
自家製ポテサラ、漬物もおいしく、直営店では、ここでしか食べられない馬渡餃子(高鍋町)という地元で大人気の餃子も食べられます。お酒の種類も豊富です。
餃子についての記事はこちら↓
https://note.com/techtravelerk/n/n044ea143a336
営業時間 17:00~23:00(2時間制)
休業日 日曜日
アクセス JR宮崎駅西口から徒歩7分