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高知に行ったら食べたいアイスクリン
結論
高知県のアイスクリンは、幅広い品種を少しずつ販売していた。
地元の素材を中心に、卵、乳製品、砂糖と合わせてシンプルに作られる。
寒くなるほど、なぜかアイスクリームが食べたくなります。お風呂上がり、こたつに入りながら、アイスクリームを食べる時間が至福です。
今回は、高知県に滞在したときに、気になって買ったアイスクリンについて紹介します。
高知県といえばアイスクリン
高知県では、アイスクリンが親しまれていました。アイスクリンとは、乳脂肪分を3%以下に抑えた氷菓子です。砂糖、卵、脱脂粉乳、バナナ香料などシンプルな材料で作ります。アイスクリームより乳脂肪分が低いため、さっぱりしています。かき氷のようなシャリシャリ感もあります。
高知県では、アイスクリンは1920年代から販売されています。桂浜など高知の観光地では、夏になるとパラソルを広げた露店でアイスクリンが販売されており、高知県の夏の風物詩にもなっています。スーパーマーケットに行くと、地元のメーカーが製造するアイスクリンがズラリと並んでいます。定番モノからご当地モノまでバラエティ豊富です。今回、気になったアイスを食べて紹介します。
こじゃんと 焼きナスのアイス
安芸グループふぁーむが製造販売しています。安芸グループふぁーむは、安芸市に拠点を置いています。高知県はナスの生産量が日本一です。高知県では、年中温暖で冬の日照時間の長い気候を活かすため、ハウス栽培がさかんです。高知県の中でも、安芸市は農業がさかんで、冬ナスの生産量は日本一です。
「焼きナスとアイスが合うだろうか?」という疑問から、焼きナスのアイス購入しました。
ナス、乳製品、卵、砂糖のみというシンプルなアイスです。ナスは炭火で焼くというこだわりもあります。焼きナスの香ばしさ、ミルク感もありつつ、甘さ控えめのアイスでした。焼きいもに通ずる部分がありました。
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柚子、お茶など、高知県ならではのフレーバーがそろっています。濃恋アイスという濃厚な味わいのイチゴ、バナナアイスもあります。
地鶏卵土佐ジローアイスクリーム
土佐ジローは、高知県のブランド鶏です。土佐ジローは、高知県で古くから飼育されている「土佐地鶏」を父、アメリカから明治時代にやってきた「ロードアイランドレッド」を母にもちます。高知県で70戸の農家で育てられています。通常、60日程度で出荷されるブロイラーに対し、土佐ジローは、150日以上育てられます。ストレスを与えないように、広々とした環境で育てられています。
土佐ジローの卵の中には、ギュッと栄養が詰まっています。カスタードのような見た目です。意外とサッパリしていて自然な甘さです。
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地鶏卵土佐ジローアイスクリームは、1937年創業の松崎冷菓が製造販売しています。松崎冷菓は、地元の素材を中心に、添加物を極力使わず素材の味を生かしています。
久保田食品のいちごミルクバー
イチゴは、高知県産を使用しています。添加物を使わず、砂糖、牛乳、イチゴだけで作っています。イチゴは砂糖漬けにされており、真っ赤で甘いです。酸味が抑えられています。白のミルクアイスは、さっぱりとした後味とシャリシャリ感がクセになります。
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久保田食品は、1959年、アイスキャンデーの仕入れ、販売の会社として創業しました。創業者が作りたくなり、1980年から製造しています。自分たちが本当に食べたいかつ、おいしいものを求めて、バラエティ豊富な品揃えを少しずつ生産しています。
他にも、高知県のアイスクリンメーカーは、伝統、信頼、信用一番という意味がこめられた「1×1=1」、「Made in土佐」というキャッチコピーと雲をかたどったロゴが目印の「高知アイス」などがあります。
高知県のアイスクリンは、四国だけではなく、全国各地のスーパーマーケットでも販売されています。気になる方は、近所のスーパーマーケットで探してみては、いかがでしょうか?
参考文献
アイスマン福留,(2022),日本ご当地アイス大全,辰巳出版
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