時間資本主義
書名:時間資本主義の時代 あなたの時間価値はどこまで高められるか?
著者: 松岡 真宏
出版社:文藝春秋
発行日:2019年12月5日
読了日:2019年12月30日
ページ数:256ページ
12月 :12冊目
年累計:127冊目
時間資本主義の時代。
これからは”時間”を使った価値創造の時代。
目新しい点は特になかったのだけれども
こうした考え方は主流になっていくと思う。
スマホ1つでも仕事ができてしまう時代。
”かたまり時間”ではなくて”すきま時間”。
時短デバイス、ガジェットなどたくさんあるので
それをどう活用していくかで差がつく。
SNSやメッセンジャーで簡単に誰とでも
連絡が取れる時代にはなってきた。
だからこそ、”人と会う事”が重要視されてくる。
これについてはほんと実感。
ちょうど昨日、高校時代の友人男4女3で
集まって近況話したり、2次会でカラオケ行ったりしました。
私の中では彼らとは”会いたい度”が高いです。
普段、LINEなどで連絡取るも
やっぱり時間を消費しても会いたい。
別にビジネスに繋がる事はないんだけれども
純粋に楽しいと思えるから。
そういう時間の使い方も良いですよね。
・節約時間価値
・創造時間価値
新幹線のグリーン車の例
・乗車券:旅客サービスの価値(移動に対する対価)
・特急券:節約時間の価値(移動時間短縮)
・グリーン券:創造時間の価値(快適性)
この例はわかりやすいですよね。
人は速く移動したいという点に対価を払うとともに
さらにその時間を快適に過ごしたいと考える人は
そこで追加で料金を払います。
サービスも分解してみると
こういう見方ができるのですね!
ここで大事なのは仕事などで効率化ばかりを進めると
その効率化によってできた時間でさらに仕事をして
さらに効率化をして…エンドレスに終わりがない。
効率化して創造された時間を使って
いかにクリエイティブな価値を見出すか。
ここがポイントですね。
時間短縮は目的ではなくて、あくまで手段。
そこで何をするかが大事。
これからはありとあらゆるところで
時間の使い方が問われそうです。
ワークもライフもONもOFFも関係ない。
ワークとライフのバランスを取るのではなく
ワークライフブレンドの時代かもしれません❗️