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#電気自動車

EVにパンタグラフ

EVにパンタグラフ

川崎鶴見臨港バス株式会社と東芝は、パンタグラフを用いた超急速充電EVバスの有効性を確認する実証実験を始める。

電車に使われるパンタグラフは、高速の新幹線も動かせるくらい大電力を瞬時に送電できる。これをEVの充電に使えば、従来は数時間かかっていた充電時間が、約10分で完了する見込みだという。

充電方式は統一規格がなく、各社バラバラな状態だが、最終的には最も効率的で時短な規格が生き残っていくんだろ

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EVに最適な車の音とは!?

EVに最適な車の音とは!?

EVの走行音をどのように表現するか、自動車各社は凌ぎを削っている。

エンジン車では高回転域の伸びのある音や、低音域の重厚感のある音など、各メーカー特有の“良い音”の定義が、ある程度決まっていた。

しかし、EVはエンジン車と比べ量産車の歴史が浅く、“良い音”の方向性をEVメーカーが模索している段階だ。

Stellantis(ステランティス)のスポーツ車ブランド「Abarth 500e」は、エン

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誰でも自動車を作れる時代

誰でも自動車を作れる時代

沖縄県の島向けの超小型EV。「理想の島の足」を求めて、道が狭くガソリンスタンドも少ない島での使い勝手の良さを追求した結果うまれた、超小型の電気自動車。

沖縄のマスコットのシーサーからインスピレーションを得た車体デザイン、車体を前から見るとシーサーの雄、後ろから見ると雌に見えるように作り込まれている。オレンジ色は沖縄県の民家などによく使われる琉球赤瓦をイメージしている。

誰でも自動車を作れる時代

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【技術史】フォードの量産車により衰退した電気自動車

【技術史】フォードの量産車により衰退した電気自動車

電気自動車には、振動や臭気、騒音が少ないうえ、ギアチェンジも必要としないなど、ガソリン車より優れた点が数多くあり、運用可能な範囲が限られていても問題にならない都市部で好評を得ました。
ガソリン車の利点は、スピードと走行可能距離でした。再充電ができる実用的な電池がなかったことが、電気自動車開発の大きな障害となっていました。トマス・エジソンは150km走行可能な電池を生み出しましたが、高価なうえに損傷

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【技術史】電気自動車

【技術史】電気自動車

電気自動車には、驚くほど長い歴史があります。

1832年から1839年の間に、スコットランドの発明家ロバート・アンダーソンが電池駆動の電動式客車を作り上げていますが、充電ができず、実用的なものではありませんでした。

1859年、フランスの物理学者ガストン・プランテが発明した鉛蓄電池によって、充電できる電気自動車を作り出す見込みが出てきます。

1884年ロンドンの地下鉄の電化を手がけたトマス・

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【電気自動車】タイヤで充電

【電気自動車】タイヤで充電

電気自動車「EV」が普及し始めている。しかし、走行距離を伸ばそうとするとバッテリーをたくさん積む必要があり、そうすると車重が重くなり、価格が高くなってしまう。
 
そこで東京大学と企業の研究チームは共同で、路面からタイヤ内に直接給電(電気を送ること)する技術の開発に成功した。電力を、路面にしいたコイルから磁界を介してタイヤ内の受電コイルに送られます。磁界は距離が離れると弱くなるため、送電コイルと受

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2022年のウーバーイーツ

2022年のウーバーイーツ

2022年からアメリカの一部地域で、自動運転車を使った宅配を開始する。

車は韓国の現代自動車の自動車が使われる。
日本車ではないのが悔しい。。。

海外では技術革新がすごいスピードで進んでいる。日本も負けられない。

『参考資料』

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/11948/

走行中に充電

走行中に充電

温室効果ガスが問題視される中、電気自動車(EV)が注目されている。

各社工夫している中に、一回充電あたりの移動距離を伸ばすという課題がある。現状はバッテリーを出来るだけたくさん乗せるという方法で対応されているが、結果的に車重が重くなってしまい燃費が悪くなる。

解決策の一つとして、ヨーロッパではすでに停車中の車に、ワイヤレスで充電する技術実験が行われている。

日本でもついに、2025年大阪万博

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