【技術史】電気自動車
電気自動車には、驚くほど長い歴史があります。
1832年から1839年の間に、スコットランドの発明家ロバート・アンダーソンが電池駆動の電動式客車を作り上げていますが、充電ができず、実用的なものではありませんでした。
1859年、フランスの物理学者ガストン・プランテが発明した鉛蓄電池によって、充電できる電気自動車を作り出す見込みが出てきます。
1884年ロンドンの地下鉄の電化を手がけたトマス・パーカーによって実用的な電気自動車が作られました。
1900年代初のアメリカの自動車は、40%が蒸気駆動、22%がガソリン駆動、38%が電池駆動でした。電気自動車のタクシーが街路に並んでいる様子は、ニューヨークの日常風景でした。
1898年には、フェルディナンド・ポルシェがP1を製造し、電気と内燃機関の両方をエンジンに使った世界初のハイブリッド車を作り上げます。
『参考資料』
https://wired.jp/2014/01/31/porsche-first-car-electric/
https://www.businessinsider.jp/post-34769