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【医療機器の歴史】脳波計
アイントーフェンのノーベル賞受賞から5年、ドイツの精神科医ベルガーは、脳波を発見した。心電図の電圧が1mVなのに対して、脳波の場合は、さらにその1/100~1/10に当たる10~100μV程度しかない。微弱な電圧、心電図の測定でさえ難しいのに、脳波測定はさらに工夫が必要だった。
さらに、脳から出ている電位であることを証明するのも難しい。「心電図が心臓から」という根拠は、脈拍との一致であった。しかし
骨を3Dプリンターで作る
大阪大学の研究チームは、3Dプリンターで印刷できる、骨に似た性質の合金素材を開発した。
この合金は、6種類の元素を混ぜてることで優れた性質を発揮している。鋳型で冷やし固める鋳造で作製した模型と比べ、3Dプリンターで印刷したにも関わらず、強度は約1.4倍に高まり、弾性率は2割ほど下がって柔軟性が増したという。
今後、5年以内をめどに人工椎間板や人工関節、歯のインプラント(人工歯根)に向けた実用化