自分に【蓋】をしていく習慣
学校の教室で、友達２人が会話をしています。
「今日テストだけど、全然勉強してなーい！勉強した？」
楽しそうに話しながら、不安のヒモが飛んでいきます。
「ううん、全然してないよーどうしよ～」
不安の言葉を出しながら、楽しそうな嘘のヒモが飛んでいきます。
「一緒だね。なんか安心したー」
安心の言葉を出しながら、うれしいヒモが飛んでいきます。
「うん、大丈夫だよ♪」
うれしそうな言葉を出しながら、安心のヒモが飛んでいきます。
友達たちの会話とヒモが、グチャグチャグチャグチャしています。
ボクは見ているだけで疲れます。ものすごく疲れます。
学生の頃によくある会話…
何気ない会話…
もしかしたら
このような会話が
わたしたちの本音に
どんどん蓋をしていったのかもしれません
この本の中に出て来るボクは
このようなことを言っています
人間たちは、
「伝わらないように伝わらないように」会話をしているのです。
舌打ち時計の中で、ヒモと同じことが伝わらないようにしているのです。
伝わったらいけないのです。
伝わらないように、グチャグチャするのです。
疲れることをしているのです。
わたしたちは
誰かに何かを伝えるために
言葉を使います
けれど
その大前提が…
実は違うのかもしれません
言葉や会話で、全部を伝えようとすることはないのです。
言葉や会話は、そういうものではありません。
言葉や会話で、全部は伝わらなくていいのです。
言葉や会話で、全部は伝わったらいけないのです。
ボクは、ホッとしました。
言葉や会話はむずかしくてグチャグチャしているけれど、
言葉や会話を分からなくても大丈夫なのです。
言葉や会話だけで、全部は分からないのです。分かったらいけないのです。
言葉はとても大切な
みんなの共有ツールです
けれど
だからと言って
言葉で全てが伝わる
言葉で全てが分かる
👆というのは…
人間の傲慢かもしれません
「愛している」
と言われても
な～んか怪しいなぁ…
と思うことありますよね❓
「今日用事があって…」
と言われても
な～んか嘘っぽいなぁ…
と思うことありますよね❓
言葉だけを見ない
けれど言葉をしっかりと使い
言葉をしっかりと見る
矛盾しているように感じるかもしれませんが
これはコミュニケーションにおいて
とても大切なひとつではないでしょうか
もしもあなたが…
人間になってしまっているのなら
ぜひこのことを
頭の片隅に置いてみて下さい
最後までお読みいただき
ありがとうございます
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