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「自分のためが結局子どものため」

①「はじめに」 

最近,お世話になっている大先輩とお話する機会がありました。現場を退いて10年を超える方のため一緒にお仕事をしたことはないのですが,私のICTを活用した授業の助言をしてくれます。これは新しいと思ってチャレンジした事を実は10年以上前にやっていたというちょっと次元の違う方です。

 その方が「私は子どものためだと思って働いた事などない。全部自分のため。子供から吸収したほうが楽しいじゃない。」と仰っていたことについて書いてみました。

②「ジレンマ」

自分で言うのも何ですが,ここ1,2年はかなり意識的に学んでいます。実力以上の事を任せていただき,外向けの発信をすることで自信や度胸もつきました。少しは力がついたかなと思います。

昔よりも,上手くいくことは増えた。でも,熱くなれることが減ったなと思います。今も充実感はありますが,楽しかったのは昔かなと思います。

ふり返ってみると,楽しかった時っていうのは「子供達のためにやるべき」よりも「自分がやりたい,自分のため」に振り切れていたと思います。

私の軸である「教員×プロボクサー」,自称「歩くキャリア教育」も結局「自分のため」

でも,盛大に散ったデビュー戦の応援に来てくれたクラスの子が今でもその姿を支えの1つに部活頑張っているといった話を聞くと「子どものため」になっている部分もあるのかなと思います。

そして,そういった声を聞く余裕もかつてはあったなと思います。その余裕が双方の糧になったのかなと思います。

しかし,最近は抱えるものが増えてきて,やりたい事を通し切れなかったりじっくり子どもと対話ができていません。

「上手く回るが楽しくない」というジレンマに苛まれています。

難しい。すぐに答えは出ません。

今回もお読みいただきありがとうございました。感想等いただけると喜びます。

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