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【紅茶編】レシピ9 ♫がんばれ受験生!! #菊花茶で目の疲れを癒そう


眼精疲労に

《菊花》は、目の症状に特に効果があるとされています。
眼精疲労や充血、ドライアイ、かすみ目などの改善が期待できる
食品です。

おひたしや酢の物で食べることもおおいですよね。
とはいえ、なかなか生食するのはむずかしいことも。

そこで、お湯をそそぐだけで飲める乾燥した菊花を使う
菊花茶を紹介しましょう。
中国茶専門店や漢方薬局で購入できますよ。

菊花

五味/五性

菊花

五味/五性  微寒 / 甘 微苦
帰   経   肺
効   能  疏散風熱 平肝潜陽 明目 解毒
適   応  眼精疲労 充血 ドライアイ かすみ目 頭痛 めまい
       イライラ 吹き出物 便秘

 *体にたまった熱を冷まして余分な水分を代謝させる
 *イライラを鎮める効果が高く、気分を落ち着かせる
 *目のトラブルによる頭痛やめまいの改善が期待できる

受験勉強による目の疲れや、
スマホ、パソコンなどの使用によるドライアイなど
日頃から目を酷使することが多いですよね。

中医学では『肝』は『目に通じる』といわれ、
肝血の滋養、肝気の疏泄(肝の気のめぐり)により
目を営養し、物が良く見えるといわれます。

受験勉強中は、知らないうちにイライラしたり落ち込んだりするもの。
頭を使えば、血液はおのずとそちらにまわり、
肝血が不足して、目の乾燥や視力低下、目のかすみなど
症状がでやすいものです。

特にイライラ、焦りなどの不安感は
感情を司る『肝』の気が大きくかかわっています。

普段、飲みなれないと思うので、
少量ずつで、試されてはいかがでしょうか。

冷やす食材でもあるので、
冷えの強いときや下痢の時は控えてくださいね。
滋補肝腎の作用のある枸杞の実を2~3個加えてもいいかと思います。

少し苦味もあるので、加減して入れてください
ティースプーン1杯程度(5~7粒)から

かの西太后も

清朝末期の西太后も、強いストレスにさらされていたため
菊花のお茶を愛飲していたとか。
イライラを鎮める効果が高く、気分を落ち着かせていたと。
また、花のお茶は、香りもあり気の巡りもよくするので
理にかなっていたのでしょう。



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