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心が本当に望むことへ

「2年後位にリアルで展覧会をやろうと思ってて。」

そう聞いたのは2021年の春だったように思う。

#右手に鉛筆左手に酒  のインスタライブの後だったか朝の鉛筆レッスンのときだったか。あれ?7月の名古屋だったか?

願いを聞いたその時は「へぇ。」って思った。
思ったと同時に「あぁこの人はやるんだろうな」って感じた。

そうだ、名古屋の時、夏のはなしだ。

そのやりたいと思っている展覧会の様子、招きたいお客様が誰でその人たちがどんなふうに過ごしているのかを語る様子、聞いていてイメージがありありと浮かんだから。

「そっかぁ。展覧会か、すごいなぁ」って当たり前のように思った。

当たり前のように思ったけれどその当たり前のすごさを実感したのは画材屋さんにでかけたときのこと。

額縁の専門店でぐるりと見て回って、店主と何の気なしに画家の話になった。画家になれる人は一握りだけれどその画家を目指すことができるのも一握りだと店主は言う。

なぜかというと、まず美大に入ることがそもそも狭き門らしい。その狭き門を目指して勉強し、門をくぐってもほとんどの学生がそこで力尽きてしまうのだそうだ。

なんとか画家を目指して画家になったとしても食べていけるのはほんのわずか。日本は芸術に対してみる目が乏しいという。

それでも昔はいわゆる「お金持ち」がパトロンとして存在して、その才能を育てたけれど、現在はパトロンはおろか企業が絵画を購入するということも減った。

「厳しい世の中」だそうだ。

そう。それであればなおさら画家を目指す人も減るだろう。

そんな中、兼業画家から独立して専業画家を目指して動いている人がいる。
ご存知、清世さんだ。

「記事から絵」の無料企画から名古屋「清世の路上100」ワンコインを経て、京都「路上派生」、「絵から小説」「記事から絵」をネット販売、そして「ガチの日本画」と次々に企画をあげて着々とその歩みを進めている。

2年後位にリアル展覧会。。。今思うと聞き間違えだったのだろうか?だって1年たってないもの。2022年の1月に開催するのだ。

そして、なんとありがたいことにその展覧会でのお菓子を担当させていただく運びとなった。

すましたふうに書いているけれど話をもらったときには「え?え?私?いいの?え?」と自分がその話を受けていいのか、受けられるのかという心配と「うわー清世さんいよいよ展覧会?リアル?関東!!」という喜びとでグルグル。ドキドキ。

「関東なら”行きたい”が”行ける”になるnoterさんいるよね。わぁ。嬉しいな、楽しみだな、私も遊びにいこおっと。」とワクワク。

グルグルとドキドキ、ワクワクが混ざってくると見切り発車をしがちな私。

お菓子、なにがいいかな。食べやすいものがいいかな。とアレコレ試作がはじまる。

12月1日から展覧会マガジンというのがはじまります。その中で私からみた展覧会の開催、お菓子の記事を担当していくことになりました。よろしければぜひ。

展覧会マガジンでは12月8日からの水曜日担当(ガチョウの話も水曜日だけど大丈夫か私?)予定です。

清世さんの展覧会の概要はこちら( #清世の展覧会  拡散してね)

清世さんに描いてもらったフィフィのおはなしはこちら

トップ画の英語はディズニーのピノキオ、星に願いをから
Anything your heart desires will come to you

夢の叶え方、how to ではないけれど心が望む方向へ向かうこと。それを発信して動くこと。清世さんを見ていると夢ってこうやって叶えていくんだってお手本のように思う。専業画家になっていく清世さん、どこまで駆け抜けていくのだろう。

入場券になっている展覧会舞台裏マガジン

展覧会会場への原宿駅からのアクセスについて書いた記事

追記:展覧会終了しました。夢へ向かうのを応援する貴重な経験をさせていただきました。開催を応援いただきました皆様ありがとうございました。

この記事を2022年1月展覧会終了後にはじめてみたよって方はよろしければマガジン御覧くださいませ。後からでも十分色々とお楽しみいただけるかと思います。画家を目指している方、展覧会を開いてみたい方にも何か希望の光となりますように。





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