Taz - 田澤悠

BnAの代表。 経営コンサルティング、アートホテルの経営、事業プロデュース等してます ペンシルバニア大学卒、ボストンコンサルティンググループから独立後、インドネシアで起業、米認知科学ベンチャー日本代表等を経てBnA創業。神戸生まれ・英米スペイン育ち・高円寺在住。ロッククライマー。

Taz - 田澤悠

BnAの代表。 経営コンサルティング、アートホテルの経営、事業プロデュース等してます ペンシルバニア大学卒、ボストンコンサルティンググループから独立後、インドネシアで起業、米認知科学ベンチャー日本代表等を経てBnA創業。神戸生まれ・英米スペイン育ち・高円寺在住。ロッククライマー。

最近の記事

「出口の見えない3年間」(アートホテル「BnA」のこれまで(4)コロナ編)

京都、秋葉原をなんとかオープンさせた僕らは、そのまま休む間もなく日本橋のオープンに突っ込んでいきます。しかし、待ち受けていたのはあの流行り病… 1~3話は以下から! BnA_WALLプロジェクトと日本橋 秋葉原・京都の企画と同時に、東京では三井不動産と日本橋でのプロジェクト「BnA_WALL」が走り出していました。数人の会社で3つプロジェクト並行、今考えたら頭おかしい。 BnA_WALLはその名の通り、地下のアトリエスペースと1Fのラウンジをつなぐ吹き抜けにそびえたつ

    • 「拡大、そしてぶち当たる壁」(アートホテル「BnA」のこれまで(3)拡大編)

      BnA HOTEL Koenjiをオープンした後、メディアからの注目もありいよいよ拡大フェーズに入ります。しかし、待っていたのは予想外のチャレンジの数々… 1~2話は以下から! BnA STUDIO Akihabara 高円寺がオープンして少しして出会ったのがコロンビア・ワークスというデベロッパーの方々でした。友人のイベントで創業者の水山さんに会い、意気投合してあっという間に京都と秋葉原のオープンが決まりました。 (たった2部屋のホテルやってる僕らに、いきなり2軒の新築

      • 「東京のブルックリン、高円寺へ大移動」(アートホテル「BnA」のこれまで(2)高円寺編)

        あんちゃんこと大黒けんじをチームに加え、創業メンバーがそろったBnA、2015年晴れて法人化し、高円寺でホテル第一号を開業することに… 高円寺という町 大黒との出会いは高円寺との出会いでもありました。 アーティストやミュージシャンなどの自由人達が住み、個人店舗を経営し、好き勝手遊んでいる町、高円寺。その当時、大黒が見つけてきた夜逃げした廃スナックをDIYで改装し「妄想インドカレーネグラ」が出店したり、その2階をアーティストのOgiさんが占拠してしまったり…大黒とその周りの

        • 「オレオレ詐欺の拠点で生まれたアートホテル」(アートホテル「BnA」のこれまで(1)原点~創業編)

          早いもので、BnA株式会社は気がつけば来月で9期目、その前身である民泊会社から数えるともう10年もたってしまいました。 過去数年はコロナで完全に事業がストップしてしまいましたが、22年10月の国境開放から客足が戻り、明るいニュースが増えてきました。 新しいスタッフも入社し、一度減ったメンバーも増えてきたため、BnAのこれまでの歩みを改めて振り返り、一資料として書いておくいいタイミングかなと思い、何回かにわけて書いていこうかなと思います。 今回は学生時代の経験から民泊、そし

        • 「出口の見えない3年間」(アートホテル「BnA」のこれまで(4)コロナ編)

        • 「拡大、そしてぶち当たる壁」(アートホテル「BnA」のこれまで(3)拡大編)

        • 「東京のブルックリン、高円寺へ大移動」(アートホテル「BnA」のこれまで(2)高円寺編)

        • 「オレオレ詐欺の拠点で生まれたアートホテル」(アートホテル「BnA」のこれまで(1)原点~創業編)

          【米国政治】トランプ氏の影響力低下?中間選挙結果とその影響

          こんにちは、最近はロッククライミングのシーズン到来で週末はほぼ岩壁ばっかり登ってます。夏場は週末がことごとく天気悪くてなかなか登れなかったので、カラっと秋晴れは気持ちいいですな。 と、そんなこんなでまた2か月たってしまいましたが、その前が1年だったので、これはだいぶ優秀では・・・ さて、大統領の最大の試練と言われる中間選挙が無事(?)終了しました。 まだこのNoteを執筆中(11月11日昼すぎ)は上院・下院共にどちらが過半数を取るのか結果は出ていませんが、バイデン大統領の支

          【米国政治】トランプ氏の影響力低下?中間選挙結果とその影響

          【米国政治】バイデンの試練、中間選挙の展望

          定期的に書こう、書こうと思いながら結局数年おきになってしまう田澤の米国政治ウォッチブログです。 インフレの嵐が吹き荒れるなか、バイデン政権は11月に中間選挙を迎えます。今回は、向こう2年のアメリカの行く先を決めるこの選挙について、中間選挙とは何か、選挙情勢を決める要因、そして現在の状況など順を追って解説していこうと思います。 日本と違い、二大政党が激しく陣取り合戦を繰り広げる米国政治は壮大な戦略ゲームでもあり、理解するとなかなか面白いドラマが繰り広げられています。政治の仕組

          【米国政治】バイデンの試練、中間選挙の展望

          【米国政治】LGBTQ候補の躍進から、薬物の非犯罪化まで、大統領選狂想曲の陰で起きた変化

          さて、色々手に汗を握る展開(笑)でしたが無事バイデンが勝者として発表されました。トランプは引き続き根拠なき選挙不正を主張、ほぼ選挙前の記事で予想した通りになってしまっています。トランプ息子も戦争を煽るような発言を続けており、このまま内戦状態に突っ込まないことを祈るばかりです。いいニュースは、ペンス副大統領、マコーネル上院議員ら共和党重鎮は「開票を待つ」というコメントに留めるなど、静観の姿勢であること。Fox含め保守系メディアも一部のコメンテーターを除き、平和な政権移譲が行われ

          【米国政治】LGBTQ候補の躍進から、薬物の非犯罪化まで、大統領選狂想曲の陰で起きた変化

          【米国政治】追い込まれたトランプ陣営の投票妨害戦略と、最悪の米国民主主義崩壊シナリオ

          さぁいよいよ米国大統領選挙まで後2日まで迫ってきました。 前の記事では統計データを見ながら、なぜ前回選挙に比べ、トランプ逆転の可能性が非常に低いかを分析、解説しました。今回は、敗北の可能性を前にあがくトランプ陣営の動きと、その先に見える最悪のシナリオについて書きます。 前回の記事をまとめると: ・トランプの10月29日時点での勝利確率は12% ・浮動票が前回は11%、今回は3%、なので覆る可能性は低そう ・前回の逆転の一因とされた隠れトランプ支持者説は根拠がない ・前回は

          【米国政治】追い込まれたトランプ陣営の投票妨害戦略と、最悪の米国民主主義崩壊シナリオ

          【米国政治】「隠れトランプ支持者」は神話?統計から見る大統領選の行方

          はじめまして、BnA株式会社の代表、Tazこと、田澤です。 私はオバマ大統領の選挙戦の真っ只中、米国で学生時代を過ごしたこともあり、アメリカ政治ウォッチが趣味の一つです。これまでもちょくちょくアメリカの政治情勢についてFacebookに投稿してきたのですが、今回思い立って初めてNoteを書いてみることにしました。 (ちなみに、本業はBnA株式会社という新規事業コンサルティングと、BnA HOTELというアートホテルのデザイン・運営を手掛ける会社を経営しています。自社事業に

          【米国政治】「隠れトランプ支持者」は神話?統計から見る大統領選の行方