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パパにこそ読んで欲しい【子育てで困ったら、これやってみ!】てぃ先生から学ぶ育児のハウツー

 現役保育士・教育系インフルエンサーとして有名な【てぃ先生】をご存じでしょうか?

 日々子どもたちと接する中で起きたさまざまな出来事をTwitterで発信。そのユーモラスで共感性の高いツイートが話題となり、フォロワー数51万人以上というタレント顔負けの人気を誇るイケメン先生です。

 そんなカリスマ保育士が出版する著書【子育てで困ったら、これやってみ!】が想像以上に有益だったので、いろんな人に知ってもらいたいと思いnoteを書きました。(いつものごとく勝手に紹介)

 このリンク先であるAmazonのレビュー欄を見ていただけるとわかるのですが、高評価が多く「役に立ちました!」「改善されました!」といったコメントに溢れています。

 ここまで感謝されている本は珍しい。ネガティブコメントも少なく内容の良質さがうかがえます。

 家庭生活、親子関係のカテゴリーで売り上げ1位なのも納得です。まだ出版して間もないですが、ベストセラー本になるのも時間の問題でしょう。

 未就学児あたりの子どもを育てる親が対象のハウツー本。この本はパパにこそ読んでいただきたい。

 その理由を解説と共に書きますので、子育てで困っている!という方は是非最後まで読んでください。

 では参りましょう!

パパにこそ読んで欲しい【子育てで困ったら、これやってみ!】てぃ先生から学ぶ育児のハウツー

 ではまず内容に触れていきます。子育ては予想外の連続で「こういったときはどうすればいいんだろう?」という場面は多々ありますよね。

 そんな場面ではこれやってみ!といったハウツー本です。お出かけをぐずったとき、ご飯をなかなか食べてくれないとき、なかなか片づけをしてくれないときなど再現性の高い対処法が書かれています。その数なんと135個。

 さまざまなアイデアで溢れています。例えば保育園・幼稚園に行く際に行きたくない!と駄々をこねてしまうときありますよね。

 そんなときには玄関を改札に見立てて、ピッとカードをタッチする仕組みを作ると子どもは喜んで出かけます。紙とペンさえあればかんたんに作ることができます。

 てぃ先生曰く、子どもには遊び心が必要であり、ちょっとした工夫によってスムーズに生活を送ることができるとのこと。確かに思い当たる節はあります。

 勉強や片付けにおいてもそうですが、遊びの要素があると途端にやり始めたりするんですよね。

 少し余談を入れます。幼稚園児だった息子に地理の勉強をさせてみたのですが遊び要素を加えてた結果、都道府県や県庁所在地、特産品や観光名所などを完璧に記憶できるまでになりました。

 そういった楽しさをプラスすることによって動機は内発的になり、自ら進んで行動できるのだと実感しました。(詳細は上記noteへどうぞ)

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とにかく読みやすい

 この本の特徴としていちばんに感じたのが”読みやすい”ということ。内容が薄いというわけではなく、ぎゅっと濃縮されたような印象です。

 イラストや文字装飾、短編漫画などもあり、スラスラ読むことができます。この部分に関しては作者の明確な意図を感じます。

 この著書を手に取るひとは【子育て】に関わるひと達です。すなわち小さな子供を抱える20代~40代の若年層がメイン。そういったひと達の多くは忙しく、時間がありません。

 働き盛りで子育ての負担も大きく余暇が少ない世代。そんな多忙を極めるひとにも読みやすく配慮されているように思えました。

 また、本を読む習慣がないひとでも手に取りやすい内容になっているので、より多様な層に届けることができるのではないでしょうか。

辞書のようにシーンに合わせて本を開く

 この著書は辞書のように使用することをおすすめします。【おしたくで困ったら…】【お片づけで困ったら…】【お食事で困ったら…】といったように、各章で区切られ、それぞれにいくつかの対処法が書かれています。

 135個あるハウツーを全て記憶することは困難なので、問題に直面したら「本を開く」というたったひとつのことを覚えておけば大丈夫。対処できます。

パパにこそ読んで欲しい理由

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 なぜパパにこそ読んで欲しいのかというと、【家事・育児は夫婦の課題】という認識を持っていただきたいからです。

 ”逃げるは恥だが役に立つ”というドラマの特別版で妻役のガッキーから「赤ちゃんができた」と告げられた時、夫役の星野源が「ぼくも子育て手伝うから」と言って叱られていました。(マタニティーブルーの影響も多分にあると推測する)

 その姿を見て、このシーンは世の男性をうまく象徴しているな~と感じました。

 星野源が悪気はなく優しさを込めて”手伝う”と言ったわけですが、ガッキー側からすると「夫婦ふたりの課題だと思っていたのに!子育てはわたしだけの課題なの?」と落胆してしまったのだと思います。

 欲しかったのは「手伝う」という主体性の無いものではなく、「一緒に乗り越えていこう」といった言葉なのでしょう。

 実のところ数年前わたしも星野源と同じようなことを言って妻から叱られました。わたしの母は専業主婦だったので無意識にそういった価値観が形成されていたのです。(そして妻の一言によってパラダイムの転換が起きました)

 こういった話が示唆するように、子育てはふたりの課題。長時間働き、お金を稼いでくるだけがパパの仕事ではありません。

 教育に対して当事者意識を持ち、この著書を読んで知識を奥様に共有してあげてください。忙しいひとでも大丈夫。短時間で読めるような工夫がなされています。

 われわれの親世代と比べて、現在の男性はワークライフバランスなどを含めた働き方に対する意識も改善されているように思えます。

 依然として日本はジェンダーギャップの激しい国であり、出生率も下降の一途をたどっていますが、こういったひとりひとりの意識が社会の構造を変えると信じています。

 子どもがすくすく育つ家庭に、そして家庭を持ちたくなるような社会にするために学習してください。わたしも生涯勉強を続けていきます。

まとめ

✅日本一有名な保育士が出版する著書
✅高評価を得ている注目のハウツー本
✅短時間ですらすら読める
✅辞書のように活用すべし
✅パパも主体性をもって育児本を読もう

 非常にわかりやすく、再現性の高いハウツー本です。わたしは電子版を購入しましたが何度も開くことになりそうなので、購入する際は紙の本をおすすめします。そちらの方が利便性は高そう。

 本著で「姿のみえない子どもも保育したい!」という夢があると語られていました。

”僕が直接会って保育できなくても、ママやパパが、僕のTwitterやYouTubeをヒントに対応してくださったら、それは間接的に「てぃ先生もこの子の先生!」って言えるんじゃないかなと思うんです。”           

 つまり、わたしの子どもは書籍を通じててぃ先生に間接的な保育をされているということ。今後うちの子どもは日本一有名な保育士のてぃ先生に教育されたと語り継ごうと思います。末代まで。

以上!ではまた!



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