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選抜高校野球、出場校決定! 〜選考について思うこと
選抜高校野球の出場校が決定しました!🎉
とても楽しみにしていたので、今からもうワクワクしています。
いろいろと選抜の記事を読み漁ってみて、気づいたこと、思うことがあるので、投稿させて頂きます。
お付き合い頂ければ嬉しいです😃
思うこと
1)打力重視?
各校の選出理由を読んでいると、
かなり打力重視で選んだのかな?
と感じられました。
以下に、各社の記事の抜粋を載せますので、ご参考にして頂ければと思います😃
2)選考理由がオープンに
そもそも、のお話になります。
個人的には
「例年以上に、選考理由が明らかになっていると感じた」
ので、それが良かったなと思っています😃
選抜に限らずですが、
「こういう誰かが選ばれて、誰かが落ちる仕組みのもの」
て、必ず誰かからネガティブな反応が出てきますよね。。
それが時には大会批判になったり。。。
では、選考委員会側で、出来ることは何か?
やっぱり、包み隠さず、誠実に選考理由を説明することかなと思います。
決して、全員が納得することは無いでしょう。
場合によっては批判が増えるかもしれません。
でも、それ以上に誠実な対応はないんちゃうかなと個人的には思います。
今年の選抜の選考委員の方は、勇気を振り絞ってそれを実行したように感じまして、その意味で、良かったなと思っています。
そして、僕個人的には、その選考理由に対してとやかく言うつもりはありません。
なぜなら、立場が違えば、その選考理由についての感じ方は180度変わってくると思うからです。
なのでやっぱり、選考理由がオープンになったこと自体を、良いことだなと思っています😃
(* もしかしたら僕自身の調査不足で、過去の選抜でも選考理由がかなり明らかになっていたのかもしれません。もしそうなら、ご容赦ください🙇♂️)
では、その僕が記事で見つけた範囲になりますが、印象に残った選考理由について整理したので、以下にまとめていきます👍
出場校
そもそも、まずはどの学校が選ばれたか? です。
■北海道(1)
クラーク記念国際(北海道)2年連続2度目
■東北(3)
仙台育英(宮城)2年ぶり15度目
東北(宮城)12年ぶり20度目
能代松陽(秋田)初出場
■関東・東京(7)
山梨学院(山梨)2年連続6度目
専大松戸(千葉)2年ぶり2度目
健大高崎(群馬)2年ぶり6度目
慶応(神奈川)5年ぶり10度目
作新学院(栃木)6年ぶり11度目
東海大菅生(東京)2年ぶり5度目
二松学舎大付(東京)2年連続7度目
■東海(3)
東邦(愛知)4年ぶり31度目
常葉大菊川(静岡)10年ぶり5度目
大垣日大(岐阜)2年連続5度目
■北信越(2)
北陸(福井)34年ぶり2度目
敦賀気比(福井)3年連続10度目
■近畿(7)
大阪桐蔭(大阪)4年連続14度目
報徳学園(兵庫)6年ぶり22度目
智弁和歌山(和歌山)3年ぶり15度目
龍谷大平安(京都)4年ぶり42度目
履正社(大阪)3年ぶり10度目
彦根総合(滋賀)初出場
社(兵庫)19年ぶり2度目
■中国・四国(6)
広陵(広島)2年連続26度目
光(山口)初出場
鳥取城北(鳥取)2年ぶり4度目
英明(香川)5年ぶり3度目
高松商(香川)4年ぶり28度目
高知(高知)2年連続20度目
■九州(4)
沖縄尚学(沖縄)9年ぶり7度目
長崎日大(長崎)2年連続4度目
海星(長崎)7年ぶり6度目
大分商(大分)3年ぶり7度目
■21世紀枠(3)
氷見(富山)30年ぶり2度目
城東(徳島)初出場
石橋(栃木)初出場
関東地方の選考理由
そのため関東6校目で作新学院と横浜の比較となった際、宝委員長は「作新学院は打線に長打力があり強力。
投手力は横浜を押す声が強かったですが、総合力を判断して作新学院を選出しました」と説明。
さらに二松学舎大付と横浜の比較についても「投手力は横浜、打線は二松学舎大付を高く評価する声があがった。総合力で二松学舎大付ということになりました」とここでも攻撃力が優先された。
実際に事前のアンケートから比較すると、作新学院は昨秋の公式戦チーム打率・367、チーム防御率は2・81。
一方の横浜は同防御率2・41と上回りながらも、チーム打率は・343と作新学院に劣る。
二松学舎大付と横浜の比較では、チーム打率、チーム防御率ともに二松学舎大付が上回っている。
一応、データを扱う仕事をしている身からすると
「いやいや、こんな違う大会(東京大会と神奈川大会)の打率や防御率のデータを比較しても、意味無いで。。。」
とは思います😅
そもそも両データの前提条件が違うのですから。
打率や防御率のデータ比較はともかくとして、作新学院と二松学舎を評価したということかなと、理解しました👍
さて、記事にある通り、「投手力の横浜」を落選させたということは、選考委員としては攻撃力をかなり重視したことの裏返しとも感じました。
東海地方の選考理由
決勝に進出した常葉大菊川と4強の大垣日大、加藤学園の3校が比較、検討された。
その中で、1年生左腕エース・久保綾哉と強肩捕手の鈴木叶のバッテリーを中心とした守り勝つ野球で勝ち上がった常葉大菊川が2校目として選出された。
3校目は大垣日大となった。大垣日大はエースの山田渓太投手に安定感があり、攻撃面でも機動力が高い。常葉大菊川に匹敵する戦力を備えると評価された。
加藤学園、悔しかったでしょうね。。。
大垣日大の選考理由に、攻撃力に関することが記載されています。
近畿地方の選考理由
今回の選考は打力重視と地域性への慎重さが目立った。注目された近畿最後の7校目は社(やしろ、兵庫)が選ばれる一方、高田商(奈良)は落選し、同じ地区8強で明暗を分けた。
選考理由は「(1回戦で)奈良1位の天理に打ち勝った(13-7)ことを評価した」と説明された。
高田商が1回戦で京都1位の乙訓(おとくに)に零封勝ち(1-0)したことへの言及はなかった。
高田商は2回戦で龍谷大平安(京都)に0-5で敗れ、2試合で1得点だったことがマイナスに働いたと見られる。
さらに、社と高田商業の比較については、以下の記事も詳しいです。
奈良出身の僕としては、高田商業に強い思い入れがあります。
仲の良い友人が野球部出身者ですし、僕が高校時代も何度か練習試合もしましたので。
個人的には高田商業の落選は残念です😭
ただ、社の選出自体に何らかの不満があるわけではありません😃
昨年から好成績を残してましたし、結構思い切りの良いチームカラーの印象があるので、とても応援しています!
さて、個人的な感情は置いておいて、選考理由を見てみます。
すると、ここでも
「高田商業の得点力の低さを指摘」
しています。
また、
「社が、天理に打ち勝ったことを高評価」
しているようにも思います。
九州地方の選考理由
同大会優勝校の沖縄尚学は、同大会の全4試合で2桁安打をマークする一方で、失策は2と堅守を誇り「攻守のバランスが取れている」と選考委員会でも高い評価を受けた。
準優勝の長崎日大は、同大会4試合で長打計10本と、選考委からは「打ち勝つ野球」と評され、
海星は準決勝で沖縄尚学に9回逆転サヨナラ負けを喫したが「足を使った攻撃、右狙いのバッティングなど、沖縄尚学と互角に渡り合う高い実力がある」と攻撃力に長所を見いだされた。
九州地方はベスト4の4校が順当に選ばれました。
なので、露骨な選考理由ではないですが、それでも記事によると攻撃力について選考理由が書かれています。
選考委員が、重視したのかな?と感じました。
まとめ
このように整理すると、かなり攻撃力を重視して選ぶようになったのかな?と感じました。
野球ファンとしては、こういうことに考えを巡らせることが出来るのも、
”そもそも選抜の選考理由がどんどんオープンになってきたから”
なので、より一層透明性が高まればええなと思っています😃
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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